2022.09.27

CARS

メガーヌR.S.をランエボとして導入してみては? 三菱がルノーからのOEM供給を実施

三菱が欧州市場で販売するコンパクトSUV、「ASX」のフルモデルチェンジを実施。オンライン発表会で初公開された。

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アライアンスを活用

従来型は現在日本市場で販売されている「RVR」だったが、新型はアライアンス・パートナーであるルノーからキャプチャーのOEM供給を受ける。スペイン・バリャドリード工場で生産されるモデルだ。以前、三菱は旧PSAグループにSUVや電気自動車のOEM供給を行っていたが、相手は変わるものの立場が逆転し、今回はフランス・メーカーから供給を受ける立場になる。



ほぼキャプチャーのまま

エクステリアはほぼベース・モデルのキャプチャーそのものだが、フロントには三菱独自のデザイン・コンセプトである「ダイナミックシールド」の要素を取り入れたスリーダイヤを配するグリルを設置。リアには三菱のアルファベット・ロゴがテールゲートを横切るように設置されている。インテリアはステアリングに三菱のマークが入る以外はキャプチャーと変わらないようだ。

パワートレインはハイブリッド2種類、ガソリン2種類の計4種類。ハイブリッドは、1.6リッター・エンジンに駆動用と発電用の2モーター、マルチモード自動変速機を組み合わせたもので、ルノー・アルカナなどと同形式のものと思われる。1.3kWhの駆動用バッテリーを積む通常のハイブリッドと10.5kWhのプラグイン・ハイブリッド(PHEV)が用意される。ガソリン・ユニットは、6段MTもしくはデュアルクラッチ式7段自動MT(DCT)を組み合わせる1.3リッター直噴ターボと、1.0リッター+6段MTで、スペックを見るかぎり、2種類のガソリン・エンジンもルノー製のようだ。

発売は2023年3月。なお、日本仕様の次期RVRがこのモデルになるかは現時点では不明だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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