2022.11.06

LIFESTYLE

目指したのは家族で楽しむ“面白い家”! 東京・小平市に建つギザギザの一軒家

遊び心あふれる形の家にシトロエン・グランドC4ピカソが似合う。

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雑誌『エンジン』の大人気連載企画「マイカー&マイハウス クルマと暮らす理想の住まいを求めて」。今回は、都心の喧騒から離れた気持ちのいい住宅街に建つ不思議なデザインの家。ここで暮らすのは、住まいにも面白さを求める夫婦と可愛い双子のきょうだいだった。デザインプロデューサーのジョースズキ氏がリポートする。

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不規則に連なる白い壁

ここは東京の郊外、小平市の住宅街。設楽さん一家の暮らす家は、白い壁が不規則に連なり、上から眺めると星のような、遊び心溢れる形をしている。この外観の家の隣に赤いシトロエン・グランドC4ピカソ(2014年)が停まっている姿を見れば、自然と楽しい暮らしが想像されよう。

天井高5.3mのリビングは、ちょっと不思議で可愛い空間。Rのついた扉の向こうは収納。

会社員の設楽文法さん(46歳)が、「人生最初のクルマ」にC4ピカソを選んだのは、現在8歳になる双子のお子さんが生まれた時のこと。それまで必要な時は、ご両親のクルマを使ってきたが、子育ての始まるタイミングでマイカーを手に入れた。車種選定にあたって、「国産のミニバンはなんだか違うし、ドイツ車もしっくりこない」という訳で、当時発売になったばかりのC4ピカソを見に行った。

「そうしたら、ディーラーさんのアピール・ポイントがユニークなんです。例えばラゲッジルームの室内灯が取り外し式の懐中電灯になっているとか。性能ではなく変わっている点をいくつも挙げられ、“面白いクルマ”と思い選びました」

こうしたクルマ選びからも、設楽夫妻の暮らしを楽しむ姿勢が窺える。2人にとって大切なのは、「人生をワクワクさせる」ものなのだ。ちなみにC4ピカソは、奥様の友里さんが普段の足として使っていて、設楽さんはこの家ができるまでは会社のクルマで通勤していた。

そんな拘りのC4ピカソがあるにもかかわらず、設楽家ではクルマを借りることがある。日本最大級の野外フェス、フジロックに苗場まで家族で出かける際、キャンピングカーを手配しているのだ。実は設楽さんは、大の音楽好き。子供が生まれるまでは、夫婦で会場内のキャンプサイトに宿泊してきた。そして生まれてからは、駐車スペースにキャンピングカーを停め、子供たちも一緒にフェスを楽しんでいる。今年も3年ぶりに家族でフジロックを訪れた。


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