2022.10.17

CARS

お父さんにはちょっと勇気が必要か!? 人気の新型ダイハツ・ムーヴ・キャンバスにオジサンが乗ってみた!!

新型ダイハツ・ムーヴ・キャンバス

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「私とキャンバスは似ている。いや、顔じゃなくて」と俳優の伊東沙莉の顔がアップになる、なんともほっこりするテレビCMでお馴染みのムーヴ・キャンバス。長〜く人気が続く、アイドルじゃないキャラクターの起用は、実は大成功!? モータージャーナリストの高平高輝がリポートする。

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お父さんのことも忘れてません

発売直後だけは月販目標の何倍もの受注! と大声で宣伝するが、その後ぱったりと台数のことを口にしなくなるクルマは多い(最近は目標台数を公表しないこともある)。ムーヴ・キャンバスは2016年9月の発売以来、月販目標5000台に対して月平均で約5600台を売り上げ、約6年間で累計38万台以上を記録したという。お見事である。単なる見た目の可愛さだけではなかなかここまではいかない。可愛いが甘すぎない、キュートだが子供っぽく見せない、しかも快適に使えるという絶妙な塩梅がユーザーの心を掴んだということだろう。



それでもやはりこれまでのユーザーは女性が9割らしく、さらなる顧客層の拡大を狙うダイハツは、たとえばたまにオトーサンも娘のクルマに乗って気恥ずかしくない、というところを新型で狙ったのだという。そのために従来通りの路線を踏襲した2トーンの「ストライプス」とシックな大人向けのモノトーンの「セオリー」の2ラインを揃え、またユーザーの声に応えてターボ車も追加設定されたのが新型のトピックである。キープ・コンセプトだが「DNGA」採用の新型プラットフォームに一新されていることも忘れてはいけない。

64psと100Nmを生み出すターボ・エンジンは52psと60Nmの自然吸気(NA)エンジンに比べれば当然パワフルだが、一般道での使い勝手にはそれほど大差はないと感じた。むしろ、回すと苦し気なノイズを発するターボに対して、NAは実用域で静かでリニアであり、肩ひじ張らずに使いこなせるように感じた。脚まわりの設定に違いはないといいながら、なぜかターボの方が若干引き締まった乗り心地に思えたが、私が選ぶならNAで充分だ。というよりNAのほうが割り切った清々しさがある。また高級な素材を使わなくとも上質に感じさせるシートの手触りや色合いなどを見ると、軽自動車が人気なのも納得である。小型車が見習うべき所は多い。でもやはりオジサンが乗るにはちょっと勇気が必要かなあ。

文=高平高輝 写真=望月浩彦



(ENGINE2022年11月号)

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