2022.12.31

CARS

国産車の第1位は、おじさんのハートを掴んで離さないニッポンのスポーツカー! 【国別ランキング2022・日本篇】

今買える「日本車」の中で最も乗りたいクルマは何か? 

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雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」では、42名のホット100選考委員の自動車評論家と編集部員のそれぞれが、2022年の「今だからこそ買いたい」と考える20台に投票。編集部が作成した「新車リスト」全338車種の中から、新車で買える熱々の全100台を選んだ。


ここでは、総合順位100位以内に入った日本車のうち、上位20台を自動車評論家や編集者の推薦コメントとともにお届けする。「これ、気になってたんだよね!」と1年を振り返りながら、日本車2022の総まとめをどうぞ!


【総まとめ】2022年自動車専門家が選んだ20台! 「いま買うべきクルマはこれだ!」


第20位 マツダ3(セダン含む)
小沢的には「4ドアのフェラーリ」と呼べるハッチバック1択。富士山の如きリアフォルムが美しくこれで大人4人と荷物が積めるわけで文句言いっこナシ!(小沢コージさん)


第19位 スバル・ソルテラ
ご存知、トヨタbZ4Xと共同開発されたBEV。でもこちらのほうがスポーティに振っていて、SUBARUのこだわりを感じさせるので、あえてソルテラ。BEVは誰が作ってもおなじ、という論調に真っ向から対峙する姿勢は評価大。(小川フミオさん)


第18位 レクサスLX
圧倒的な悪路走破性が質高いオンロード性能に繋がっていて、レクサスに求めたい重厚な大人の乗り味を、最高のかたちで具現化している。(島下泰久さん)



第17位 ホンダe
EV草創期だからこそ生まれたであろうRRのシティ・コミューター。N360の現代版だとすれば、10年後、乗ってたよ、あれ。と誇らしげにいえる。(今尾直樹さん)


第16位 スバル・レヴォーグ
スバルの2.4リッターターボエンジンのトルクとパワー、そして新開発のスポーツCVTの超絶レスポンスに驚嘆いたしております! (清水草一さん)


第15位 ホンダ・ヴェゼル
もう登場から1年以上経つが、いまだに街中で見かけると目で追ってしまう。あまた存在するSUVの中でもひときわ控えめでサッパリとしているからこそ“映える”クルマ。扱いやすいサイズ感といい、これ1台家にあれば、ずっとやっていける。(島崎七生人さん)


第14位 レクサスNX
レクサスNXはES300ベースの大きなプラットフォームで開発されているので、先代よりもキャビンは広く日本ではもっとも使いやすいSUV。(清水和夫さん)


第13位 日産アリア
走行性能だけでなく、充電中の車内での過ごし方まで良く考えられた内装とドライバーインターフェイス。販売方法も刷新された魅力的な意欲作。(金子浩久さん)


第12位 レクサスLC(コンバーチブル含む)
コンセプト・カーLF-LCのデビューから十年経ったけれど、未だ街ですれ違うたび「おっ」と思ってしまう。国産車史上、最もかっこいいクルマの一台。(西川淳さん)


第11位 トヨタ・ランドクルーザー
「世界中のどこからでも生きて帰ってこれる車」というコンセプトが素晴らしい。普段使いにはちと大きいですが、何かあったら頼り甲斐度100%。(吉田由美さん)


第10位 日産サクラ
すでにバカ売れ。現代の技術レベルでも軽自動車のような街乗りグルマとBEVの親和性が高い。今から考えると三菱i-MiEVは少し早すぎた? (佐野弘宗さん)


第9位 スバルBRZ
トヨタとの共同開発。86の兄弟車だがその味わいは異なる。86のガツンとした手応えとは異なりBRZはGTカーらしい素直なハンドリングが持ち味。(日下部保雄さん)


第8位 トヨタ・ミライ
3分充填で600km走れるフル電動車であることが最大の特徴であり魅力。レクサスLSを凌ぐトヨタ車ベストのドライブフィールもお気に入りポイント。(岡崎五朗さん)


第7位 日産フェアレディZ
500万円台で400馬力の3リッターV6ターボが買えるのだから嬉しい。2027年の絶版間近になると作りきれなくなり早めのオーダーストップも。(国沢光宏さん)


第6位 日産GT-R(NISMO含む)
これほどまでに速く走れることを自己アピールしてくるクルマも珍しい。クールに速い911とは対照的。でも、その厚かましさがクセになる。ちょっと旧さを感じる部分もあるが、熟成の進んだ最新型は粗削りなところが少なくなり、完成度が高まった。(新井一樹さん)


第5位 三菱アウトランダーPHEV
モーター駆動によってS-AWC効果が高いのが特徴だが、新型はプラットフォーム一新でさらなる高みに。世界でも類をみないシャシー性能だ。(石井昌道さん)


第4位 トヨタGR86 
全面改変してGRブランドになり、どういうクルマがつくりたいのか、ビシッと筋が通ってきた。ロードスターと並ぶ日本が誇る運転練習最適車だ。(村上政さん)



第3位 スズキ・ジムニー(シエラ含む)
どんな狭い日本の酷道にも入っていけるサイズと極めて高い悪路走破能力。パワートレインが同じケータハム・セブン170とのペアが理想でしょ。(上田純一郎さん)


第2位 トヨタGRヤリス
ラリーが好きなら選ばないはずはない、世界を代表するホット・ハッチ。コンパクトカーのヤリスに3気筒テンロクのモータースポーツ専用ユニットを押し込んだなんて、超エンスーじゃないか。こんなクルマをつくるトヨタは素晴らしい。(塩澤則浩さん)


第1位 マツダ・ロードスター
「軽さは正義だ」と実感させてくれるのは、アルピーヌA110と同様。「交差点をひとつ曲がっただけで爽快」なのは、初代モデル以来続く財産。(河村康彦さん)


【総まとめ】2022年自動車専門家が選んだ20台! 「いま買うべきクルマはこれだ!」

(ENGINE2022年9・10月号)

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