2022.12.12

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時計愛好家を魅了するデザイン! 伝説のヨットレースにオマージュ捧げた「コルム」の日本限定モデル【時計選びの新基準:自分だけのマスターピースを探せ!】

時計選びの基準が新たな局面に入ってきた。

これまでは使用するシーンを意識したルール的なものが存在したが、今は自身の”個性”や時計の持つ”物語”をより重視するように。性別やスタイルを超えたデザインやサイズ、また、環境に配慮した素材や従来の常識を覆す性能、異ジャンルとのコラボレーションなど、新たな取り組みが増えてきている。

そんな”これから”の時計選びの楽しみ方を「ネオ・ヴィンテージ」「モアバリュー」という要素に注目し、「コルム」渾身のモデルの魅力を通して紹介する。

伝説のヒストリカルピースがモダンな佇まいへとアップデート

1957年に初開催され、その後2003年まで行われていた伝説のヨットレース、アドミラルズカップ。コルムはその最初期である1960年にこのレースと提携し、防水性能を備えたスクエアウォッチ「アドミラルズカップ」を発表した。

そして、現在に語り継がれるアドミラルコレクションの名作が誕生したのは1983年のこと。ファーストモデルが備えていたエレガントな佇まいから一転、海を想起させるガンブルーのカラーをまとったタイムピースへと、大胆なモデルチェンジが図られたのだ。ベゼルはヨットのナットに着想を得た12角形となり、インデックスには大胆に国際海洋信号旗の意匠を採用。その先鋭的なデザインは、ヨットレースのファンのみならず、多くの時計愛好家をも魅了した。

「アドミラル38 オートマティック」は、このヒストリカルピースにオマージュを捧げたモデル。1983年モデルの特徴的ディテールを継承しながらも、新たに積層ダイアルを取り入れることでモダンなルックスへとアップデート。しかも、当時の時計を想起させる3連ブレスレットを組み合わせ
た写真のモデルは日本限定というから、時計ファンならその価値にも心を動かされることだろう。



アドミラル38 オートマティック
1983年に発売された名作「アドミラルズカップ」の特徴的なエレメントはそのままに現代的なデザインへと昇華。深みのあるブルーPVDを施したケースをベースに、ベゼルとブレスレットの一部を18Kローズゴールド、またはステンレススティールでアクセントを付けた2モデルがラインナップする。自動巻き。ステンレススティール、ケース直径38mm、上:10気圧防水、下:5気圧防水。日本限定。上:88万円。下:165万円。


1983年に発売されて好評を得た「アドミラルズカップ」。新作モデルと比較すると、特徴的なエレメントがしっかりと踏襲されていることが分かる。

◆コルムの詳しい商品情報についてはコチラ!

問い合わせ=GMインターナショナル Tel.03-5828-9080

文=竹石祐三 写真=近藤正一

(ENGINE 2023年1月号)

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