今買える「フランス車」の中で最も乗りたいクルマは何か?
雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」では、42名のホット100選考委員の自動車評論家と編集部員のそれぞれが、編集部が作成した現在(2022年7月当時)購入可能な「新車リスト」全338車種の中から、「今だからこそ乗りたい」と考える20台に投票。新車で買える熱々の全100台を選んだ。
ここでは、総合順位100位以内に入ったフランス車のうち、上位20台を自動車評論家や編集者の推薦コメントとともにお届けする。「これ、気になってたんだよね!」と1年を振り返りながら、フランス車2022の総まとめをどうぞ!
【総まとめ】2022年自動車専門家が選んだ20台! 「いま買うべきクルマはこれだ!」
第20位 シトロエンC3エアクロス
ただ走らせるだけで心地よい、平和的で癒し系のモデルがシトロエンには多い。C3やC3エアクロスは代表。(飯田裕子さん)
第19位 ルノー・メガーヌ・インテンス
導入当初のメガーヌGTはピンとこなかったけれど、フェイスリフト後のインテンスは素晴らしい。いかにもルノーらしい、しなやかな乗り心地です。(大谷達也さん)
第18位 プジョー・リフター
商用車由来の土着的なジャンルほど彼の地の風土や文化が味わえる。市場人気は兄弟車べウランゴが上だが、走りはこっちのほうが心地よいと思う。(佐野弘宗さん)
第17位 DS 9
流麗なスタイリングとラグジュアリーなインテリアに共通する“新しさ”が気分を盛り上げてくれる。ドイツ車よりしなやかな乗り心地も加点要素。(荒井寿彦さん)
第16位 シトロエン・グランドC4スペースツアラー
ピカソの名で生まれたMPVの末裔。内外装は何者にも似ておらず、シートの掛け心地は優秀で高速直進性も高い、いうなればザ・シトロエン。(上田純一郎さん)
第15位 DS 3クロスバック(eテンス含む)
ディーゼルとガソリンの他に、BEVが選べるプレミアム・コンパクト。走りの良さに加えて、美しいデザインが、カーライフに彩りをもたらす。(生方聡さん)
第14位 プジョー508(SW含む)
速そうでスカしたスポーツセダン/ワゴンというだけで希少。このカッコ良さはアラン・ドロンだ! 太陽がいっぱい! 古くてどうもスイマセン。(清水草一さん)
第13位 ルノー・ルーテシア
現行ルーテシアではロングランも体験した。車格を超えた快適性を持ち、山道では楽しめ、ADASも最高水準。あらためてC セグいらずだと思った。(森口将之さん)
第12位 ルノー・カングー
便利でハイテクなミニバンと対極にあるカングー。アナログなクルマであるぶん、乗り手がアイディアを凝らして自分らしく使い倒す姿がカッコいい。(藤島知子さん)
第11位 シトロエンC5エアクロスSUV(ハイブリッド含む)
シトロエンらしいポップなデザインもいいが、最大のトピックは空飛ぶ魔法の絨毯のごとき乗り心地。コスト・コンフォートはおそらく世界一。(岡崎五朗さん)
第10位 シトロエンC3
不思議ちゃんな見た目とは裏腹に、実は頼もしい実用車。ゆるさが気になる人もいるだろうが芯はしっかり。飛ばしても下りなら負けないよ。(高平高輝さん)
第9位 シトロエンC4(E含む)
特に気に入ったのはBEVのE-C4。シトロエンならではのソフトな乗り味と電気モーターの走りが相まって、まさに未来から来たクルマのよう! (島下泰久さん)
第8位 プジョー208(e-208含む)
80年代の傑作205の再来。フランス車のソフトな乗り心地を復活させたところがエライ! グローバリズムの見直しで、世界は再びカラフルに。(今尾直樹さん)
第7位 DS 4
プレミアムを超えて、ラグジュアリーといっても過言ではないコンパクトカー。室内の美しさには、ただただ息を呑むばかりだ。(生方聡さん)
第6位 シトロエン・ベルランゴ
個人的な話だが、犬を飼い始めて、やはり荷物でも何でもガンガン載せられる実用車があるといいと思うようになった。現状ではその最右翼。(島崎七生人さん)
第5位 ルノー・トゥインゴ
パッケージングや思想はどこか初代パンダや初代スマート的。インテンスのMTはさらに乗っても楽しいが、RHDゆえ左足の置き場だけは難あり。(上田純一郎さん)
第4位 ルノー・アルカナ
存在はちょっとジミだけれど、でも、あえてハイブリッドで、ただし凝ったトランスミッションで、高速でも操縦性のよさを追求、とこだわりを見せるところが好感度大。リッター22キロ超の燃費も驚異的。SDGsへの正答、かも。(小川フミオさん)
第3位 プジョー308(SW含む)
EMP2プラットフォームはVer3となってポテンシャルがさらに高まった。プレミアムDセグメント並みの動的質感でハンドリングの楽しさもある。(石井昌道さん)
第2位 ルノー・メガーヌR.S.
この春から輸送コストUPにより価格改定されたとはいえ、300psの4WSで街中からワインディングロードまで楽しめるコスパの高いモデルです。(竹岡圭さん)
第1位 アルピーヌA110(GT、S含む)
アルピーヌA110はポルシェとは対照的でサスペンションのストロークを上手に動かし、乗り心地を快適にしている。さらにピーキーではないタイヤ特性と相まって、グリップ限界がわかりやすい操縦性を実現している。MTがないのは残念だと思う。(清水和夫さん)
【総まとめ】2022年自動車専門家が選んだ20台! 「いま買うべきクルマはこれだ!」
(ENGINE2022年9・10月号)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
PR | 2024.11.21
LIFESTYLE
冬のオープンエアのお供にするなら、小ぶりショルダー! エティアムか…
2024.11.21
CARS
日本市場のためだけに4台が特別に製作されたマセラティMC20チェロ…
PR | 2024.11.06
WATCHES
移ろいゆく時の美しさがここにある! ザ・シチズン の新作は、土佐和…
2024.10.25
LIFESTYLE
LANCIA DELTA HF INTEGRALE × ONITS…
2024.11.19
WATCHES
エンジン時計委員、菅原茂のイチオシ 世界限定1200本! グランド…
2024.11.01
CARS
これは間違いなく史上最速のウルスだ! プラグイン・ハイブリッドのウ…
advertisement
2024.11.16
こんなの、もう出てこない トヨタ・ランドクルーザー70とマツダ2 自動車評論家の渡辺敏史が推すのは日本市場ならではの、ディーゼル搭載実用車だ!
2024.11.15
自動車評論家の国沢光宏が買ったアガリのクルマ! 内燃エンジンのスポーツカーと泥んこOKの軽自動車、これは最高の組み合わせです!
2024.11.15
GR86の2倍以上の高出力 BMW M2が一部改良 3.0リッター直6ツインターボの出力をさらにアップ
2024.11.16
ニスモはメーカーによる抽選販売 日産フェアレディZが受注を再開するとともに2025年モデルを発表
2024.11.16
【詳細解説】320iセダンと420iクーペがドライバーズカーである理由を、自動車評論家の菰田潔が語る なぜBMWは運転が楽しいクルマの大定番なのか?