ライスの人気モデルQ-TEE2C US。アメリカの厳しい環境基準をクリアするために、排気煙量を極限まで抑えるようにアップデートした。
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家具のように住空間にマッチするデザインが美しい。北欧発「ライス」が新しい冬の過ごし方を提案する。
薪ストーブが欲しい!
焚火、キャンプファイヤー、囲炉裏、暖炉――直火の傍で暖を取ることに、人はどうして魅せられるのだろう。輻射熱による暖かさは確かにあるが、それ以上に燃える炎を五感で楽しめる心地よさは大きいはずだ。

日本でも薪ストーブが静かな人気を集めている。特に注目されているのがデンマークを代表するライス。北欧の厳しい寒さから生まれた名ブランドで、エコに配慮した高い品質には定評がある。特に「クレバーエア」という最先端技術は、人工知能を使い、ストーブが自ら燃焼室内の空気の量を調整してくれる。結果的にクリーン燃焼となり、低燃費で非常に効率のいい暖房を実現。
それ以上に見逃せないのが、「アート・オブ・ファイヤー」というキャッチコピーにふさわしいデザイン性だ。モノトーンを基調にしたモダンなフォルムは、薪ストーブが持つ無骨なイメージをいい意味で裏切り、ミニマムかつスタイリッシュ。自然に囲まれた別荘はもちろん、都心の住宅でもインテリアに美しく溶け込む。さらに大きな窓も特筆すべきポイント。黒のボディがフレームとなり、動く絵画のようなオレンジの揺らぎを堪能できる。
エアコンの利便性はありがたい。だが、炎を愛でる贅沢は薪ストーブならではのもの。暖かさと共に癒しを感じることで、冬のステイホームが至福の時間となるに違いない。
文=酒向充英(KATANA) 写真=杉山節夫

ダッチウエストジャパン 埼玉・久喜ショールーム
ライスの様々なモデルが並ぶ。サイズ感も把握できるので、実際に設置したときの感じが分かる。予算は本体と煙突の機器代、設置の工事費の総計で130万円からが目安。ダッチウエスト、バーモントキャスティングス、クアドラファイア、ハーマン、マジェスティックの各ブランドの商品も展示する
(ENGINE2023年1月号)
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