2023.01.18

CARS

レーシーで超イケてるレクサス「RZスポーツ・コンセプト」が東京オートサロンに登場 

レクサスは「東京オートサロン2023」で、レクサス初の電気自動車=バッテリーEV(BEV)専用モデル「RZ」をベースにしたコンセプト・カー「RZスポーツ・コンセプト」を公開した。

レーシング・ドライバーが監修

RZの開発に携わったレーシング・ドライバーである佐々木雅弘選手が車両の監修を担当。ブランド初のBEVであるRZのモディファイし、エクステリアやインテリアのドレスアップだけでなく走行性能も高めている。



ガッツリ仕上げたエクステリア

エクステリアは張り出しの大きいオーバーフェンダーをはじめ、前後バンパー下部とサイド・ロッカー部に空力パーツ、テールゲートにツインのカーボン・スポイラーを装着。フロントとフード上に設けている開口部はダウンフォース向上に寄与するとみられる。21インチ×11Jのホイールは「ボルクレーシング」製で、295/35R21タイヤを履く。インテリアには高めた走行性能に対応するべく、フルバケット・シートを前後に4脚装着している。

ボディ・サイズは全長4883×全幅1985×全高1600mmで、エアロパーツの追加により全長は+78mm、全幅は+90mm、サスペンション変更により全高は35mmダウンしている。ボディ・カラーはハクギンと銘打った独特の輝きを放つホワイト系となる。



モーター出力アップで走りもカスタマイズ

パワートレインはそれぞれ204ps(150kW)を発生するモーターを前後に1基ずつ搭載。リア・モーターはベース車より95ps(70kW)を出力向上が図られている。この高出力を4輪駆動力システムの「ダイレクト4」を用いて制御する。

トヨタはカーボンニュートラルと走りの楽しさを両立する手段として水素エンジンも提案しているが、電動車ブランドへの転化を掲げるレクサスはスポーティなBEVを送り出してきた。多様なライフスタイルとモータースポーツ起点のクルマづくりというコンセプトを強く感じさせるRZスポーツ・コンセプトは電動化時代のレクサスが味気ないものにはならなそうだという、うれしい予感をもたらしてくれた1台だ。



文=関 耕一郎 写真=宮門秀行

(ENGINE WEBオリジナル)

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