2023.02.01

CARS

ド派手な軽トラ&バンからアルファ・ロメオの家具まで!? オートサロンの魅力を深掘り

東京ドーム何個分かを調べてことはないが、4つの大きなホールをメインとする広大な会場内にはたくさんのチューニングカーやカスタマイズ・モデルが展示されていた「オートサロン2023」。これまで紹介してきたクルマ以外にも、メーカーやショップが手掛けた力作がまだまだ目白押し。その中から、これだけはお伝えしておきたいクルマをピックアップ。その第2弾として「中ホール」のこぼれネタをお伝えする。

ランクル風ハイゼット

東ホールから連絡通路を抜けて中ホールに入ると、まずは「カースタイル」が手掛けたアグレッシブな軽トラに迎えられた。ハイゼットトラックに「アゲトラ」と銘打ったブランドのクロスクルーザー・フェイス・バンパーを装着。ダイハツ・ブースの「トラスト」製のカスタマイズ・モデルにも使用されたパーツは、まるで「ランドクルーザーGRスポーツ」のような迫力の面構えで、オフロードに繰り出したくなりそうだ。



カスタムの要素がてんこ盛り

もう1台の興味深い軽自動車を発見。「TSD」が出展したスズキの軽ワンボックス・バンのエブリイをベースにジムニー顔を組み合わせたモデルで、その名も「ジムリィ」。軽クロカンのマスクを備えた大きなキャビンがハイドロによりローダウンされて地面に着地しているというギャップのある要素を組み合わせながらも驚くほど違和感なくまとめられたスタイリングが目を楽しませてくれた。



アメリカンなライズ

アメリカンなスタイリングとカラーリングが華やかなコンパクトSUVを展示したのは「アルパインスタイル」。「ハバナ」と名付けられたこのカスタム・カーはトヨタのスモールSUVの「ライズ」がベースだ。光岡自動車が「RAV4」ベースで製作したアメリカ車風の「バディ」が大ヒット作となっただけに、より扱いやすいサイズのこちらも人気が高まりそうだ。



家具とクルマを合体

もうひとつ中ホールで気になったのが、オリジナル家具の製作を行う「7グレイン」。「ロータス・エキシージ」のエンジン・フードや、「ミニ」のトランク・リッドを使用したキャビネット、「アルファ・ロメオ」のグリルをはめ込んだテーブルやポルトローナ・フラウのレザーを張ったリア・シートを転用したソファなど、クルマのパーツを巧みに使った家具はなかなかユニーク。いつのお気に入りの1台を身近に感じていたいクルマ好きとしては部屋に置きたくなること必至だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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