砂漠をイメージした色が魅力的　5000万円超の世界限定150台の特別なメルセデス・マイバッハが登場

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メルセデス・ベンツは最上位ブランドの「メルセデス・マイバッハ」のSクラス・モデルをベースにした特別仕様車「リミテッドエディション・マイバッハbyヴァージル・アブロー」を発表した。世界150台の限定モデルだ。

ヴァージル・アブロー氏の作品がモチーフ

「メルセデス・マイバッハS680 4マチック」をベースに、2021年に41歳でこの世を去ったデザイナー、ヴァージル・アブロー氏とメルセデス・マイバッハがコラボレーションし、彼の遺作とも言うべきモデルとなったコンセプト・カー、「プロジェクト・マイバッハ」をモチーフに内外装に変更が加えられている。

ブラックとベージュの2トーン

エクステリアはベルトラインより上がオブシディアンブラック、下が砂漠をイメージしたコロラドベージュとした2トーン塗装を採用。20インチの鍛造ディッシュ・ホイールもコロラドベージュでペイントされている。

インテリアもコロラドベージュをベースに、ナッパ・レザーのルーフライナーなどをブラックとした2トーン仕上げ。センターコンソールやクッション、イルミネーション付きサイドシル・プレートにはヴァージル・アブローのロゴが入り、フロアマットやインフォテインメント・システムのメニュー画面は専用の設定となる。

日本には13台を導入

ブルメスターのハイエンド4Dサラウンド・システムやマヌファクトゥーア・レザーパッケージ、ハイエンド・インテリアパッケージを特別装備。左右独立シートの後席には格納式テーブルやクーリングボックスも用意される。さらに、シャンパングラス2脚と専用ギフトボックスが付いてくる。

日本導入台数は13台で、全車左ハンドル。予約は2月26日までメルセデス・ベンツ正規販売店で受け付けている。申し込み多数の場合は抽選販売となり、納車は5月以降となる予定だ。

価格は5600万円。