2021.07.22

CARS

Sクラスを超えるSクラスは2648万円から メルセデス・マイバッハSクラスがフルモデルチェンジ

新型メルセデス・マイバッハSクラスが日本市場での受注を開始した。2002年に独立したブランドとして復活してから3代目、メルセデスのサブ・ブランドとなりSクラス・ベースの派生車種として2015年に登場してから2代目となる。

Sクラスからホイールベースを180mm延長

新しいマイバッハSクラスは最新のW223型Sクラスがベースで、Sクラスよりホイールベースを180mm延長。利便性の低下を防ぐため、後輪操舵の「リア・アクスルステアリング」はSクラスよりも切れ角を拡大。微速時には最大で約10度前輪と逆方向に操舵することで、小回り性能の向上を図っている。









後席は至れり尽くせり


ホイールベースの延長分は全て後席スペースの拡大のために充当。Sクラスでも十分な広さを持つ後席にはさらなる余裕が与えられている。また、Sクラスより立てたCピラーの角度とドアの形状により乗降性も向上している。なお、リア・ドアには電動開閉機能が備わる。

リア・シートは左右独立して座面と背面の調整が可能で、背面は19〜43.5度の範囲でリクライニングできる。左右席下に用意されるレッグレストは、調整範囲が従来品より約50mm拡大され、ふくらはぎ用のマッサージ機能が新たに採用された。オプションのファーストクラス・パッケージでは後席は2席となり、左右シート間には冷蔵と格納式テーブル、さらに専用のシャンパン・グラスが装備される。助手席シート・バックは前方に倒すことができ、その背面にはフットレストを設置。さらに、助手席に乗員がいない場合は後席リクライニングに連動して前へとスライドする。

快適性を高めるためのテクノロジーも多数導入している。S580には「E-アクティブ・ボディ・コントロール」をオプションで用意。エア・スプリングやダンパーの硬さ調整のほか、ステレオカメラで路面の凹凸をモニターしあらかじめダンパーの減衰力を最適値に変更したり、カーブでロールの傾きを補正し車体を水平に保つ機構を備える。また走行モード切替の「ダイナミックセレクト」にはコンフォートモードより快適志向のマイバッハモードを新設定。また、騒音と逆位相の音を発することで騒音を低減する「アクティブノイズキャンセレーション」も用意する。









V12エンジンも継続採用

導入モデルは、4.0リッターV8ツインターボに48V電気システムとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたマイルド・ハイブリッドのS580・4マチックと、6.0リッターV12ツインターボのS680・4マチックの2タイプ。いずれも9段ATを組み合わせ、4輪駆動と後輪操舵を装備する。

S580のV8ユニットは503ps/700Nmを発生し、ISGは短時間ながら20ps/200Nmの駆動力アシスト・モーターとして機能する。低中負荷域で作動する気筒休止機構も備え、低燃費化が図られた。いっぽう、S680のV12ユニットは612ps/900Nmをマークする。

ホイールは鍛造で、ディッシュ・タイプの20インチを標準装備、マルチスポークの21インチをオプション設定。また、マイバッハの外観で特徴的な2トーン塗装は、今後オプションとして導入される予定だという。

納車開始は11月以降となる予定。ハンドル位置はS580が左/右どちらも設定され、S680は左のみ。価格は、S580が2648万円〜S680が3201万円となっている。









文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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