2023.04.14

CARS

「ショートボディがワイルドでカッコいい!」 これが、ワインディングでも超絶楽しい「ランドローバー・ディフェンダー90」に試乗したジャーナリストの生の声だ!

ランドローバー・ディフェンダー90 75thリミテッド・エディション

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2023年の注目の輸入車38台を一同に集めたエンジン大試乗会に参加したモータージャーナリスト40人が注目するクルマ! あえてショートホイールベースの90に乗るライフスタイルに思わず憧れる! ランドローバー・ディフェンダー90に乗った斎藤慎輔さん、島下泰久さん、大井貴之さんの3人は、思わず叫んだ!

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これに乗ってさえいれば大丈夫


ディフェンダーは機能も一級だが、デザインも一級だと常々感じてきた。初代ディフェンダーのイメージを現代に見事に昇華させながら、シンプルでいて美しくそこに逞しさが備わる。それだけでも魅力十分。本来備える極悪路走破性やタフネスなどの機能を試す機会はなくても、そこは信頼がおけるところだし、それを無くしてディフェンダーとは呼べず。その上で、実は長距離移動も安楽、快適にこなせることを、これまで十分に経験させてもらっている。その際にも、途中でゲリラ豪雨や豪雪のような異常気象などに遭遇したとしても、これに乗ってさえいれば大丈夫に思える精神的なゆとりも大きかったりするわけで。今回乗ったランドローバー75周年記念の特別仕様は、HSEがベースなのでお値段もそれなりだが、サスペンションが普通のコイル・スプリングでトリム・レベルも質素な90のベース・モデルならば597万円から。コイル・スプリングだと、車高を上げて最低地上高を稼ぐことができないとか、最大渡河水深が50mm低い850mmになるとかありますが、十分でしょう?(斎藤慎輔)



このデザイン力はさすが

ホイールベースを切り詰めただけなのに、110が醸し出すプレミアム感に対して俄然スポーティさが際立って見えるディフェンダー90。これだけしっかり現代的なのに、オリジナル版の匂いをちゃんと漂わせているのだから、このデザイン力はやはりさすがである。走らせると、ボディの剛性感というか堅牢感は、まさに巌のよう。路面の継ぎ目などでやや鋭角な突き上げを許すが、直進性の良さは意外なほどで、クルージングは快適だ。エンジンも2リッターターボらしからぬトルクの凝縮ぶりで、動力性能も不満は皆無である。予想外だったのがワインディング・ロードでの楽しさ。ホイールベースが短いこともあって動きは軽快で、しかもサスペンションは豊かなストロークで路面を執拗に捉えて離さず、コントロールもしやすいから、どんどんペースが上がってしまう。見た目だけでなく、走りも軽快でスポーティ。おそらく90はディフェンダーの中でも少数派だろうが、改めて試してみて、敢えてこれを選び、乗るライフスタイルに俄然、憧れてしまったのだ。(島下泰久)



災害時には無敵

オフロード4WD と言えばショート・ボディです。110に対し全長もホイールベースも40cm以上ショートなので断然小回りが利く。何よりワイルド感が満ち溢れていながらも今風のエクステリアで、ちょっと大きい2ドアがカッコいい。加速時にはホイールベースの短さによるピッチング方向の動きを感じたものの、アルミ・モノコックが採用された新型は市街地の乗り心地性能が格段に向上。2リッターの4気筒ターボ・エンジンは低回転からしっかりトルクが出ている。しかもローレンジ付きの8段ATという武器があるから不満なし。この状態で水深90cmまで走行可能。走行モードは砂地、岩場……。日本に輸入されるディフェンダーの90%にとって不必要とも思える性能だが、本格派のオフロード4WD、災害時には間違いなく無敵だ。車体まわりのほぼ全域がカメラでチェック可能だとか、便利な装備を使うこともできる。ただ、乗り込んでしまえば充分な広さがあるリア・シートだが、悪路走破性に大切な高いフロアのお陰で乗り降りが難しい。ディフェンダー90は2人乗りと考える方が良いだろう。(大井貴之)

写真=茂呂幸正/神村聖/小林俊樹/郡大二郎

◆続々公開中! エンジン大試乗会に集まった2023年の注目の輸入車38台! 参加したジャーナリスト40人のインプレッションはコチラ

(ENGINE2023年4月号)

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