2023.04.25

LIFESTYLE

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イタリアから職人たちも来日! フェンディが東京・表参道でアイコンバッグのエキシビションを開催中!

フェンディがエキシビション「ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」展を5月8日まで東京・表参道にて開催中。熟練職人らが手がけた美しいアイコンバッグ『バゲット』を通して、クラフツマンシップにオマージュを捧げる。


▲ イタリア・ローマで2021年10月に開かれた同エキシビションの様子。今回は3名の職人がイタリアから来日し、その手仕事を垣間見ることもできる。


卓越した職人技!

毎シーズン発表する洗練されたルックや遊び心にあふれるアイテムはもちろんのこと、さまざまな企画展でファンを楽しませてくれるフェンディ。今回の展覧会ではアイコンバッグ『バゲット』をベースに、イタリア各州から厳選されたアトリエの伝統工芸士たちが、代々受け継がれてきた熟練の職人技を持って手がけた作品がズラリと並ぶ。



▲今シーズン発売中の『バゲット』26万9500円(税込)

ベースとなるアイコンバッグ『バゲット』は、1997年にフェンディの3代目であるシルヴィア・フェンディが発表したヒット作。その名の由来は、女性が小脇に抱える佇まいが、まるでフランスパン〝バゲット〞のように見えるからだ。もともとはウィメンズのバッグとして登場したが、2019年からはメンズ仕様も登場するなど、ジェンダーを越えて世界中にファンが多い。

また、さまざまなアーティストとのコラボレーションも数多く、これまで登場したバリエーションはなんと数千点にものぼるという。


イタリア各地の職人たちの手仕事!

こちらはイタリア北部、ロンバルディ地方の工業都市ヴァレーゼの熟練カバン職人たちが手がけたアイコンバッグ『バゲット』。


クラシックなトラベルスーツケースをモチーフに、ジュエリーボックスのラグジュアリーなディテールが融合。



「ベルトーニ・ヴァリジェリーア」の熟練カバン職人たちは、レザー工芸における現代最高峰の技術を受け継いでいる。




サルデーニャの職人による手仕事


こちらはイタリア・サルデーニャ島に受け継がれる伝統的な織物を用いたサルディーナ州のス マルムーリ(Su Marmuri)女性協同組合の作品。現地の伝統を守るために手織りのタペストリー製作の技を用いて、モノトーンの織物を制作する。


▲フェンディのアイコニックなモチーフを伝統的な両面織りでモダンに仕上げている。

日本の手仕事も!

今回は日本の伝統的な手仕事とともに作られた『バゲット』も登場。栃木の「にしかた染織工房」の4代目である西形 彩 氏が、色彩が鮮やかなコントラストとグラデーションを織りなす綴れ織りで『バゲット』をアレンジした。




ランダムな膨らみのあるウール糸を色鮮やかに染め、手織りで丁寧に織りあげることで、複雑な色彩模様を持つ『バゲット』を完成させた。今回、会場では織り機や素材もあわせて展示されている。

アイコンバッグ『ピーカブー』にもフォーカス!

今回の展覧会では『バゲット』だけでなく、世界中のアーティストがカスタマイズを施したアイコンバッグ『ピーカブー(Peekaboo)』も展示される。

2008年にシルヴィア・フェンディによって生み出された「ピーカブー(Peekaboo)」。2018年に誕生10周年を祝して発足した「アーティスト ピーカブー プロジェクト」を通し、メゾンの無限のクリエイティビティと卓越性、クオリティ、そして手仕事への飽くなき情熱といった重要な価値観を、長年デザイン界と共有してきた。


▲今シーズン発売中の『ピーカブー アイシーユー ミディアム』81万4000円(税込)

世界中から選ばれたデザイナー、アーティストが、シルヴィア・フェンディがデザインした真っ白いキャンバス地の『ピーカブー』を傑作へと変貌させ、「アーティスト ピーカブー」という名の作品を通して、デザインとファッションとのすばらしい混合と混成を表現し、それらのクリエイティブ、かつ機能的で実験精神と研究に見られる親和性を際立たせている。


▲こちらはテオ・ヤン氏(韓国)が手がけた『アーティスト ピーカブー』。

イタリア各地の職人たちの伝統技術とのパートナーシップ、そしてデザイン・アート界へのオマージュ――。フェンディが誇るクラフツマンシップの奥深い世界を体感できる貴重な機会を、ぜひお見逃しなく!



フェンディ ハンド・イン・ハンド

~卓越した職人技への称賛

【会期】2023年5月8日(月)まで
【住所】東京都渋谷区神宮前6-35-6
【開催時間】11:00~20:00(最終入場時間19:00)
【入場・予約方法】入場無料。入場にはフェンディのLINE公式アカウント(LINE ID:@fendi)から事前予約が必要。

◆ 事前予約はこちらから ◆

問い合わせ=フェンディ ジャパン Tel.03-6748-6233

文=小林尚史(ENGINE編集部) 

(エンジン WEB オリジナル)

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