2021.08.14

LIFESTYLE

スタイリスト・祐真朋樹の「着る服×乗るクルマ」 Spyker C8 × FENDI

スタイリスト、祐真朋樹がファッションとクルマをスタイリングするシリーズ、「着る服×乗るクルマ」。今回のテーマはフェンディとスパイカー。

Spyker C8 × FENDI

19世紀末から20世紀初頭(1880~1925年)の自動車草創期に存在したオランダの自動車メーカー、スパイカー。そのブランドを1997年に復活させ、スーパースポーツカーを世に送り出したのがスパイカー・カーズだ。今回のクルマ「スパイカーC8スパイダー」は、2000年に登場したファースト・モデル。合わせた服は、フェンディの2021年秋冬コレクションからセレクトした。たとえばテーラードのスーツにパジャマのようなパイピングを施すなど、ベーシックなアイテムをフェンディ流の遊び心でアレンジした特徴的なルックは、モダンなスポーツカーでありながらクラシックなテイストをあわせ持つインテリアのスパイカーC8によく似合う。

ニット13万4200円、シャツ14万8500円、トラウザーズ11万6600円、サングラス6万7100円(フェンディ/フェンディ ジャパン Tel.03-3514-6187)

ジャケット37万9500円、トラウザーズ10万4500円、トップス11万6600円、スニーカー参考商品(フェンディ/フェンディ ジャパン Tel.03-3514-6187)

ジャケット55万8800円、ニット10万1200円、パンツ9万5700円、シューズ20万3500円、ソックス3万5200円(フェンディ/フェンディ ジャパン Tel.03-3514-6187)

Spyker C8

「スパイカーC8スパイダー」は、2000年10月に英国バーミンガム・モーター・ショーで発表された。スパイカーの代表作であるC8には他に、ガラスルーフを搭載した2001年登場のクーペモデル「ラヴィオレット」と、ル・マン24時間レースやFIA GT選手権など、世界的なシリーズに参戦したレーシングカーをベースとして2002年に登場した「ダブル12S」がある。

いずれもアウディ製の4.2リッター自然吸気V8エンジンをミドシップにマウントし、後輪を駆動。シザーズ・タイプのドアやボンネット、ボディ側面にエア・アウトレットとインテークを配置したモダンなエクステリアに対し、インテリアはレトロな雰囲気。クラシックカーを彷彿とさせる計器類の配置、ダイヤモンド・ステッチが施されたレザー・シートなど、手の込んだ贅沢なつくりとなっている。車両協力=スクーデリア46 Tel.03-3401-8880


ファッション・ディレクター=祐真朋樹 写真=秦 淳司 ヘアメイク=JUN GOTO モデル=TAIKI NOMURA

(ENGINE2021年8月号)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement