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2023.05.31

CARS

DJドラゴンさんとキャデラックで軽井沢へ！　「エスカレードは別格！　もうキング・オブ・キングという感じ！！」

ENGINE編集部

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東京から軽井沢へ桜の名所を巡りながらキャデラックの全5モデルに乗るという試乗会が開催された。せっかくなので音楽シーンで活躍するDJドラゴンさんを誘ってみた。DJドラゴンさんはキャデラックに試乗して何を感じたのか？

日本で買える輸入車のセダンのなかで一番カッコイイ

キャデラック全5モデルに乗り換えながら、東京～軽井沢を往復するという試乗会にDJドラゴンさんと参加した。最初は高速道路がメインの約160km。コンパクトSUVのXT4が割り当てられた。

見た目も走りも若々しい印象のあるXT4。

「2リッター直4ターボのパンチが効いた加速が、全体の印象を若々しいものにしていますよね。キャデラックのエントリー・モデルなんですけど、さすがだと思うのは、安っぽい感じがないこと。見た目だってひとクラス上のXT5とほぼ一緒。スタート地点で両車を間違えたほどです（笑）」

好印象で試乗会をスタートしたドラゴンさんである。

次はセダンのCT5で、一般道を約1時間走った。

「キャデラックのなかで一番スタイリングが好きなのがCT5です。というか、いま日本で買える輸入車のセダンのなかで一番カッコイイと思う。ドイツのライバルたちの顔がどんどんエグくなっているじゃないですか。そのせいか、CT5はすごく上品に見える。伸びやかなサイドビューも素晴らしい」

XT4よりラグジュアリー感がはっきりとあるXT5。

エンジンはXT4と同じ2リッター直4ターボだが、横置きのXT4に対し、縦置きとなる。

「これも走りは軽快ですね。全長が4925mmもあるので重厚な感じを想像していましたが、ずっとカジュアルな印象です」

作り分けが上手い

CT5の次はXT5、XT6とSUVを乗り継ぎ、浅間山の鬼押し出し園を目指す。

「XT5、見た目はXT4と同じだと思ったけれど、乗り込むとやっぱり違いますね（笑）。XT4よりラグジュアリーな雰囲気がハッキリとある。3列シートのXT6に乗り込むと、さらに贅沢な空間になる。こういう作り分けがキャデラックはとても上手ですね。XT5とXT6はどちらも3.7リッターV6。2リッター直4ターボから乗り換えたこともあって、豊かなトルクが魅力的に思えました。2tを超えるXT6でも痛痒を感じません。巨体をスーッと加速させます。XT6はXT5より車重が重くなった分、よりゆったり走らせたくなる感じです。XT6の区間は下りの山道でしたが、身のこなしに緩さはないですね。不安をまったく感じませんでした」

ドラゴンさんが最も衝撃を受けたエスカレード。車内に36個のスピーカーを備えるAKG社のオーディオ・システムは感動もの。「エスカレードはエレガントで壮大なイメージじゃないですか。だからピンク・フロイドの『狂気』やレッド・ツェッペリンの『天国への階段』がピッタリです」とドラゴンさん。

最後は軽井沢プリンスホテルから東京のGMジャパンまでをイッキに行く。フルサイズSUVのエスカレードである。

「これだけ異次元ですね（笑）。ダッシュボード中央に大きなモニターを備えるインテリアのデザインも、ほかのモデルとハッキリ違います。これに乗り込んだ人はみな“オー！”と声を上げるでしょうね」

エンジンは6.2リッターV8だ。

XT6を運転するドラゴンさん。

「低回転域からトルクがあって、運転がラクです。高速道路での追い越し加速でも巨体の重さを感じません。さらに驚いたのは乗り心地です。こんなにしなやかでフラットだとは思いませんでした」

DJであるドラゴンさんは、エスカレードのオーディオにも驚きの声を上げた。

「スピーカーがヘッドレストの両脇にも備えられていて、直接耳にビンビン来ます。何これ？　音像がすごい！　イヤホンじゃ聞こえない音が聞こえるし、楽器の位置までハッキリわかる。立体感が半端ない！」



キャデラック5台に乗った感想をドラゴンさんに聞いた。

「キャデラックに共通するエッジの立ったデザインは超好みです。なかでもセダンのCT5は素晴らしい。SUVは、軽快さや若さを選ぶならコンパクトなXT4、ラグジュアリー感を求めるならXT5、XT6とモデルごとに個性が明確でわかりやすい。エスカレードはもう別格です。キング・オブ・キングという感じ。5台に共通するのは静かなこと。それが走りやオーディオの上質感に繋がっている。キャデラックに乗って、贅沢は素晴らしい、贅沢こそ味方にしなきゃ！　と思いました（笑）」

語り＝DJドラゴン　写真＝GMジャパン

（ENGINE2023年6月号）

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