2023.07.05

CARS

ルノー・アルカナに31万円安く、落ち着いたデザインの特別仕様車、アントラクトE-テック・フル・ハイブリッド登場

ルノーはCセグメント・サイズのSUVクーペ、「アルカナ」のハイブリッド・モデルである「E-テック・フル・ハイブリッド」に、特別仕様車の「アントラクトE-テック・フル・ハイブリッド」を設定した。

中間グレードの「テクノ」がベース

アントラクトはその内外装を見る限り、フランスで「エンジニアード」を頂点に3グレード用意されるアルカナE-テック・ハイブリッドのラインナップの中で真ん中に位置する「テクノ」がベースだと思われる。



ブラック・ルーフにクロームの装飾

エクステリアは、フロント・アンダーグリルに専用デザインを採用。ルーフはブラックで、ウインドウ・モールとサイド・プロテクション・モールのフィニッシャーやフロント・フェンダーのアクセントはクロームとした。ホイールはエンジニアードと同じ18インチだが、「パサデナ」と名付けられた別デザインのものを装着する。エンジニアードでは標準装備のリア・スポイラーは省かれている。

インテリアはブラック基調で、ルーフライナーにはライトグレーとなる。また、エンジニアードではレザー&アルカンターラ調のコンビとなるシート表皮はレザー調とファブリックとなり、ダッシュボードの化粧パネル、ドア・トリムが専用デザインとなる。



燃費に優れるハイブリッド機構はそのまま

94ps/148Nmの1.6リッター直4に49ps/205Nmの駆動用モーターと20ps/50Nmの高電圧スターター&ジェネレーター(HSG)を内蔵したクラッチ・レスの自動変速機を組み合わせたE-テック・フル・ハイブリッドと呼ばれるパワートレインに変更はない。22.8km/リッターのWLTCモード燃費もエンジニアードと同値だ。

ボディ・カラーは赤系のルージュフラムM、青系のブルーザンジバルM、黒色のノワールメタルM、白色のブランペルレMの4色。すべてメタリックで、ブランペルレMのみ3.5万円高となる。

価格はエンジニアードより31万円安い438万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement