2023.07.13

CARS

メルセデス・ベンツから新型クーペの「CLE」が登場 CとEクラスを統合し、1本化

メルセデス・ベンツはCクラス・クーペとEクラス・クーペを統合した新しいクーペ&カブリオレ・モデル、「CLE」を発表した。

以前のCLKに近い立ち位置

1997年~2008年まで2世代にわたって展開されていた「CLK」に近い立ち位置のモデルで、ライバルはBMW4シリーズやアウディA5シリーズ。もちろんCLEの登場により、CクラスとEクラスの両クーペ・モデルは終焉を迎える。



ボディ・サイズはEクーペに近い

ボディ・サイズは全長×全幅×全高=4850×1860×1428mm。Cクーペより全長が164mm、全幅が50mm、全高が23mm大きく、Eクーペと比べると全長が15mm長い以外はほぼ同等だ。ホイールベースは2865mmで、これはCクーペより25mm長く、Eクーペより8mm短い。

エクステリアはメルセデス・ベンツのクーペ・シリーズであるCL系の流れを汲むデザインを採用。ヘッドライトやフロント・グリル、パワードームと呼ばれる隆起が縦に走るボンネットの形状、フロントエンドが逆スラント気味のシャーク・ノーズなどはCLAのそれに似ている。



流麗なルーフ・ライン

6気筒の搭載も想定した長いノーズに続くのは、従来のCクーペやEクーペにも似たスムーズなアーチを描くルーフ・ラインを持つ。後部がキックアップしたサイド・ウインドウのラインや傾斜角が大きい短いトランクリッドなどは従来のCクラス・クーペ寄りの意匠だ。ボディ・サイドにはヘッドライトからドア・ミラー付近、ドア・ハンドルからテールライト付近に流れるキャクターライン2本が走り、その下方には前後ホイール・アーチ間にプレスラインが入る。

ルーフからリア・ウインドウを経てなめらかに続くトランクリッドは後端がスポイラー形状となり、リアエンドも段差のないパネルで構成される。テールライトはCLSのような逆三角形がボディ面に統合された立体的なデザインで、中央には左右をつなぐガーニッシュが配される。



室内はCクーペより拡大

インテリアは現行Cクラスに似たレイアウトを採用。12.3インチのメーターパネルと、11.9インチでセンターコンソール上部にドライバー側へ6度傾けて配置したセンターディスプレイを持つ。スペースは、Cクラス・クーペと比べると後席のレッグルームが56mm、ニールームが72mm伸びているなど、Eクーペと比べると若干狭くなったものの、Cクラス・クーペよりはかなり広くなった。トランク容量は420リッター。Eクーペ比では5リッター少ないものの、Cクーペ比では60リッター拡大している。ゴルフバッグは3セット収納という。



直6を残した

パワートレインは、まずガソリン3種とディーゼル1種を用意。M254型の2.0リッター直4ターボは「CLE200」の204ps/320Nmと、「CLE300」の258ps/400Nm仕様の2タイプ。「CLE450」が積むM256M型の3.0リッター直6ターボは381ps/500Nmを発生。ディーゼルの「CLE220d」はOM654M型の2.0リッター直4ターボで200ps/440Nmとなる。いずれのエンジンも短時間ながら23ps/200Nm動力アシストが可能なISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と呼ばれるモーターを組み合わせたマイルド・ハイブリッドとなる。

トランスミッションは9段ATで、CLE220dは後輪駆動、CLE200は後輪駆動と4輪駆動、CLE300とCLE450は4輪駆動。さらに、今後はプラグイン・ハイブリッド(PHEV)が追加される予定だ。



シャシーはCクラスの流れを汲む

サスペンションは現行Cクラスと同じく、フロントが4リンクのダブルウィッシュボーン式、リアが5リンクのマルチリンク式だが、車高を15mmローダウン。オプションで振幅感応式ダンパーとハードなスプリング、ダイレクトなステアリングを組み合わせたスポーツ・サスペンションや、アダプティブダンパーを用いるダイナミック・ボディ・コントロール、取り回しと敏捷性を高める後輪操舵も用意される。

まずはクーペが11月に発売。カブリオレは来年の導入が予告されている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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