2023.07.15

CARS

2代目チンクエチェント風の超オシャレな超小型EV、フィアット・トッポリーノが登場

フィアットが新型車の「トポリーノ」をイタリアで発表した。初代「500」の愛称を車名に用いたそれはオープントップ仕様も選べる超小型の電気自動車(EV)だ。

欧州では14歳から運転できる

ベースとなっているのは、イタリアやフランスなどで14歳から運転できる区分の超小型車両としてシトロエンが開発した「アミ」。トッポリーノもアミ同様、4輪スクーター的なポジションに立つ。



全長は2530mm

2530mmの全長はアミより120mmほど長いが、これは2代目500をモチーフにしたアミとは異なるエクステリア・デザインによるものだろう。ボディ・カラーはヴェルデ・ヴィータと銘打った淡いミントグリーンのみが用意される。

フロントのボンネットやヘッドライト、ノーズのパネル形状とバータイプの金属調バンパーは、ヌオーヴァ500と呼ばれる2代目フィアット500を連想させるデザイン。鼻先にはフィアットのエンブレムとエンボス加工された車名ロゴが入る。

ボディ・サイドの段差や丸みを帯びたリア・エンドと縦型テールライトも、同じく2代目500を彷彿させる。リアまわりもエンブレムと車名ロゴ、金属調バンパーで飾られ、クラシカルな外付けキャリアも取り付けられる。



荷物スペースの多いインテリア

内装はきわめてシンプルで、左右のシートを前後にオフセットすることでスペースを有効利用。助手席前方に運転席とネットで仕切られたスーツケース置き場を用意するなど、コンパクトな室内に合計63リッターの積載スペースを設けた。

ステアリング・コラム上のデジタルメーターもコンパクトで、速度と走行距離、充電残量、シフトポジションといった情報表示と、警告灯が組み込まれる程度。ダッシュボードにはスマートフォンのホルダーが設置され、ナビなどはそれで賄うことになる。

ダッシュボード上にはさまざまなアイテムが設置可能。ボディ・カラーとコーディネートされたエアコン代わりの扇風機やスマートフォンなどを接続して活用するBluetoothスピーカー、温冷対応ウォーターボトルなどがアクセサリーとして用意される。



最高速度は45km/hに制限

駆動用バッテリーの容量は5.4kWh、航続距離は75kmとされており、このスペックはシトロエン・アミと同じだ。最高速度は14歳からでも運転できる車両に伴う性能制限により45km/hとなる。充電コードは右ドア開口部に設置され、4時間以内にフルチャージが可能だ。

トポリーノには固定式ガラスルーフ仕様のほかに、さらなる開放感を味わいたいという声に応える「トポリーノ・ドルチェヴィータ」を設定。巻き上げ式キャンバストップが装備され、ドアの代わりにロープが張られる。

この現代版トポリーノ、イタリア本国では年末ごろに発売される予定だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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