2023.08.31

CARS

新ジャンル・スーパースポーツのランボルギーニ・ウラカン・ステラートに1台だけのスペシャル・モデル登場

ランボルギーニがウラカンをベースにSUV風に仕立てた新ジャンル・スーパースポーツ、「ウラカン・ステラート」にワンオフ・モデルの「オペラ・ウニカ・ウラカン・ステラート」を製作した。

アド・ペルソナム開発の特別色

オペラ・ウニカはダート走行もできるように車高のアップなどといったモディファイを加え、1499台限定で販売されるウラカン・ステラートに、オーダーメイドを受け持つアド・ペルソナム部門が特別に開発した独自の3層クリスタルエフェクト塗装を施した。ブルー・アムニス、ブルー・グリフォ、ブルー・フェードラという色合いの異なる青を組み合わせた細かいカモフラージュ柄のようなパターンでボディ全体を覆っている。



インテリアも鮮やかなブルー


インテリアも青を組み合わせた特別仕立てで、シートやドア・パネル、センターコンソールにブルー・デルピーヌス、ディテールには明るい空色のチェレステ・フォエベを用いた。ちなみに青は19世紀にイタリアを統一した王国のシンボル・カラーで、スポーツのナショナルチームがユニフォームに用いるなどイタリア人に深く親しまれている色だ。

ランボルギーニはこのワンオフ・モデルを紹介するための『色を超えて−青ほど神秘的な色はない』と題した動画を制作。この塗装が着想を得た青い空と澄んだ海に囲まれたサルディーニャ島に、ケンブリッジ大学エマニュエル・カレッジで美術史を研究し、色への造詣が深いジェイムズ・フォックス氏を迎えて、オペラ・ウニカ・ウラカン・ステラートを走らせた。

動画の中でフォックス氏は青という色について空や海などを引き合いに出し、「(空や海は)私たちの周りに溢れていますが、永遠に手の届かないところにあります」とその神秘性の理由を語っている。一方で青はイタリア人を興奮させる色でもあるというが、これには先に述べたような歴史的背景もあるのだろう。

華やかな印象の薄い色ながら、謎めいた側面とイタリア人の心を掻き立てる側面を持った青を使ってランボルギーニが目指したのは色の限界。オペラ・ウニカ・ウラカン・ステラートは無数の内外装色を揃え、新たな塗装法を意欲的に提案するスーパーカーブランドの、次なる一手に期待を抱かせる一台だ。


文=関 耕一郎


(ENGINE WEBオリジナル)

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