2023.09.28

CARS

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編集長ムラカミ、タレックスのクリップオンサングラスとオーバーグラスを試したら、世界の見え方が一変!

タレックスのクリップオンサングラスを愛用の眼鏡の上から装着し、ボクスターを走らせるムラカミ編集長。

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猛暑となった2023年の夏は、千葉のサーキットへ足繁く通ったというムラカミ編集長。そんな彼のマイブームは、タレックスのふたつの製品と一緒のドライブだという。

目からウロコが落ちる

連日、猛暑日が続いた2023年の8月は、千葉県木更津市にあるポルシェ・エクスペリエンス・センター東京に出かける機会が多かった。ポルシェ特集の取材やエンジン・プレミアム・クラブのイベントで、湾岸線から東京湾横断道路に入り、海ほたるを経て木更津までの高速道路を計3回、往復した。



その道中や現地でのコース走行時に、もう必需品と言っていいくらいに役に立ってくれたのが、タレックスのクリップオンサングラスとオーバーグラスだった。

朝、自宅のガレージの電動シャッターが開くのを待つ間に、運転席で遠近両用メガネにクリップオンサングラスを装着する。そして、シャッターが開いて日差しが飛び込んできたら即座に、はね上げたフレームをカチッと下ろす。その瞬間、目の前に広がる世界の見え方は一変する、と言っても決してオーバーではない。



単にギラギラと照りつける太陽の光の眩しさが取り除かれるだけではなく、同時に、見えるものすべての輪郭がくっきりと鮮やかになり、最近ますます衰えてきたと感じる自分の視力が急に上がったかと感じるくらい遠くまでハッキリと見えるようになるのだから、最初は本当に驚いた。

“目からウロコが落ちる”という言葉がある。何かの拍子に、これまで気付かなかった物事の真相や本質が分かるようになる例えだが、そもそもは新約聖書から来ている。キリスト教を迫害する側にいたパウロが、その罰で失明するが、イエスに使わされた弟子の癒しにより回復し、その時に目からウロコがポロポロと落ち、パウロは回心したというのだ。

タレックスを掛けてパウロのような体験をした、と言ったら大げさに聞えるかも知れないが、きっと私の目からもウロコが落ちていたに違いないと思えるくらい、リアルに物がよく見えるようになったのは真実だ。



トンネルでも問題なし

さて、それはともかく、木更津までの道中はとにかくトンネルが多い。明から暗へ、急に明るさが変化すると、サングラスを掛けていては暗すぎると感じることがある。そんな時、クリップオンなら、サッとレンズをはね上げれば、元のメガネに戻るのだから、すこぶる便利だ。

タレックスのクリップオンサングラスを用いて、ムラカミ編集長のこの夏の視界を再現した。こちらは装着前の状態。
装着後の状態。違いは歴然だ。厳しい日差しの照り返しによってとても認識しにくかったアスファルト路面の白線や、信号などの標識、さらには対向車のナンバープレートの数字から乗っている人の表情まで、非常にはっきりと見えるようになった。

実は昔、度付きサングラスを使っていた時代もあるのだが、一番困るのがトンネルでの対応だった。慌てて普通のメガネに掛け替えるのでは、あまりに危ない。結局、そういう煩わしさから運転時には使わなくなって、そのうち普段も掛けなくなった。その点、クリップオンなら末長く使えそうだ。



マイブームになりつつある

別の日には、オーバーグラスも試してみた。左右の視界がやや遮られるという意見もあるようだが、私はまったく気にならなかった。



レースでヘルメットを被っている時だって頭を動かして視界を確保するのだ。それに比べたら、十分以上の視界がある。それに、ちょっと大げさなくらい大振りなところが逆にオシャレで、クルマから降りてもずっとヒモで首からぶら下げて歩いていた。

というわけで、マイブームとなりつつあるふたつのタレックス。これを掛けて、もう少し涼しくなったら、ルーフを開けてどこに行こうか、と夢想するのを楽しんでいるところだ。

問い合わせ=タレックス Tel.0120-608-860

商品の詳細はタレックスのホームページまで

文=村上 政(ENGINE編集部) 写真=望月浩彦/近藤スタジオ

(ENGINE2023年11月号)

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