2023.10.06

LIFESTYLE

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そこ(底)が大事! 荷物が安定する エティアムの新型2モデル登場!

【左】バックパック『フィット』6万1600円、【右】ミニショルダー『スイング』3万9600円(エティアム/エティアム蔵前 Tel.03-3864-2655) レザーライダース15万9500円(チンクワンタ)、シャツ4万4000円(ジェイクス)、パンツ5万600 円(ピーティートリノ/すべて伊勢丹新宿店 Tel.03-3352-1111)

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東京発のレザーブランド・エティアム(ETiAM)から、2つの新作バッグが登場した。上品で使い勝手のいいレザーアイテムに定評のあるブランドだけあって、国産シュリンクレザーのリッチな風合いと、個性的なフォルムが特徴的なリュックとミニショルダーだ。


この2つに共通する"大事なポイント"とは!?



モノを入れて運ぶというバッグの性質上、そのフォルムにはある程度の制約が生まれる。だから巷に存在するバッグはほぼ似たような形状だし、下手にデザインなどをいじると、かえって使いづらくなってしまうもの。ところが、そんな"常識"を逆手にとって、新鮮なフォルムを生みだす作り手も存在する。エティアムは、その稀有な例といえるだろう。

エティアムの2つの新作バッグを見てほしい。共通するのは、表情豊かなシボ感が愉しめるシュリンクレザーと、縦のラインを強調した流麗なシルエットだ。


▲ バックパック『フィット』ブリティッシュグリーン 6万1600円

そしてもうひとつ注目したいのは、レザーフレーム構造でしっかりと作られた底部である。一般的なリュックやミニショルダーバッグは、底部を補強するという概念そのものがない。

しかしエティアムのバッグは、デスクやクルマのシートに置かれた時、しっかりと自立するのである。機能性の点でも、エレガントさの観点からも、素晴らしい着眼点といえるのではないだろうか。



使い勝手のよさと、機能美への強いこだわりが生んだ2つの新作バッグが、新鮮な秋スタイルを作ってくれる。

◆ エティアムの詳しい情報はコチラ! ◆

大人のデイリーユース
バックパック『フィット


姫路産シュリンクレザーを使用した大人のバックパック『フィット』は、以前にENGINE WEBでも紹介したボディバッグ『アクセル』から派生したデザインだ。

中央のベルトと真鍮チャームがデザインのアクセントとなっているだけでなく、背負った時のシルエットにこだわり、片方の肩にサッと掛けるだけでサマになるよう、構造やデザインを工夫している。また、内側にはファスナーポケットが付く。

ブラック、オーク、ターコイズブルー、ブリティッシュグリーンの全4色。W23×H38.5×D15.5cm、6万1600円(税込)。



▲ バックパックの構造上、背負った時にどうしても前面が垂れ下がって見えてしまう。それを防ぐために前面中央のベルトが背面にしっかりグリップし、ボディを支えている。



▲ バックパックでは珍しい、底面がレザーフレーム構造になった作り。しっかりと自立するので、荷物を取り出すのも簡単だ。


ほどよく緊張感のあるデザイン
ミニショルダー『スイング』

少ない荷物で身軽に行動できるミニショルダー『スイング』。縦のラインを強調し、大人らしいキリッとした緊張感を演出。前面と背面が同デザインのため、右肩に掛けても、左肩に掛けても見え方・使い方が変わらないのがいい。

また、ファスナー横には"耳"と呼ばれるパーツがあり、開閉時につまむと安定する。目立たないパーツだが、とても便利だ。

ブラック、オーク、ターコイズブルー、ブリティッシュグリーンの全4色。W19.5×H26×D9cm、3万9600円(税込)



▲ ショルダーベルトの中央部分だけ、耐久力に優れ、体あたりのいいナイロンテープを採用。適材適所の素材使いが光る。



▲ こちらも『フィット』と同様、レザーフレーム構造のしっかりとした底部になっている。やわらかい雰囲気のボディに対して、かっちりとした作りがひときわ印象的だ。

◆ エティアム 公式HP はコチラ! ◆


◆◆ ポップアップ情報 ◆◆

2020年秋にスタートした東京発のバッグ・ブランド、エティアムのポップアップ開催やイベント情報はコチラ!
普段は直営店でしか取り扱いのない商品をはじめ、その世界観を体現できる貴重な機会をお見逃しなく!

10月11日(水曜)~10月24日(火曜)
大丸札幌店 
6階 レザーグッズ売場

10月11日(水曜)~10月24日(火曜)
ジェイアール名古屋タカシマヤ 
8階 中央エレベーター前 特設会場

問い合わせ=エティアム蔵前 Tel. 03-3864-2655 

https://www.etiam.shop/


文=野中邦彦 写真=植野 淳(植野製作所) スタイリング=土田拓郎 モデル=NILS

(ENGINE 2023年 11月号 記事に加筆・再構成)

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