2023.10.07

CARS

ラングラーも新デザインになるか? ジープ・グラディエーターがフロント・マスクを刷新する変更を実施

ジープがラングラー・ベースのピックアップ、「グラディエーター」の改良型を米国デトロイトで開催された北米国際オートショーで発表した。

新意匠の7スロット・グリル

エクステリアは7スロット・グリルのデザインを刷新し、黒いスロットとニュートラルグレーメタリックのベゼルを採用。また、アンテナは林道などでの破損を防ぐためフロント・ウインドウ統合型となり、ホイールは7種類の新形状が導入された。



新しいインフォテインメントを採用

ルーフは標準装備のソフトトップのほか、ブラックもしくはボディ同色のハードトップ、ハードトップと交換できる開閉式ソフトトップのサンライダーを設定。そのほかウインドウ着脱式のハーフ・ドアも用意するなど様々な組み合わせが楽しめる。ボディ・カラーは新色のアンヴィルを含む9色を用意する。

インテリアもリファインされ、第5世代インフォテインメント・システムの「Uコネクト5」はタッチ式12.3インチの新型ディスプレイを採用。ナビのマップはOTAアップデートが可能となったほか、オフロードに対応したルートガイド・アプリのトレイルズ・オフロードが使用できるようになった。また、前席に2口設置されるUSB-Cポートの充電速度は従来比の4倍となっている。



多彩なグレードを設定

エンジンは285ps/353Nmの3.6リッターV6で、スタート&ストップ機能を標準装備。トランスミッションは6段MTと8段ATで、副変速機を備え後輪駆動も選択できる切り替え式の4輪駆動となる。

グレードはエントリー仕様の「スポーツ」にはじまり、「スポーツS」、「ウィリス」、「モハヴェ」、「モハヴェX」、「ルビコン」、「ルビコンX」の7タイプを展開。このうち砂漠の名前を冠したモハヴェ系は地上高を2.5cmほど引き上げ、フォックス製のリザーバー付きダンパーを装着するなど砂地での走行性能を高めた仕様だ。

新型グラディエーターは2024年モデルとして販売される。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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