ヤミツキになる触り心地！　ギフトにも最適な極上のカーフを使用した革小物がエティアムから登場！

東京発のレザー・グッズ・ブランド、エティアムの革小物シリーズに、極上のシボ入りカーフを使用した新作が登場。ご覧のとおり、これからのギフトシーズンにもピッタリな5モデルだ。

エティアムの特徴といえば、厳選された美しいレザー素材、そしてユーザーのニーズに応える使い勝手（機能性）にある。今回紹介する新作も、多分に漏れず、特徴は肉厚でふっくら＆やわらかな、極上なシボ入りレザー。その触り心地の良さは、日常のさまざまなシーンで触れる機会の多い、革小物に絶妙な塩梅なのだ。



パッと見て、このカーフの絶妙なシボ感に惹かれる御仁は、相当なレザー・アイテム好きに違いない。

シュランケンカーフとは？

そう、今回エティアムがセレクトしたのは、1864年に創業したドイツの名門タンナーのペリンガー社が手がける「シュランケンカーフ」だ。

この「シュランケンカーフ」とは、世界に名だたるペリンガー社の銘革のひとつ。生後６ヶ月以内の仔牛であるカーフを使用し、マットかつソフトという独特なシボ感、そして水や傷に強いタフさが特徴となっている。



この表面のシボは一切型押しを併用せずにじっくりと日数をかけて収縮させているため、均一ではない個性のある表情に仕上がっている。革をシュリンクさせる際には、薬剤にしっかりとつけ込み、ギュッと縮ませている。縮むことで面積は20％ほども小さくなってしまうものの、さらに密度が高くなるため、しなやかながらも耐久性にも優れるタフな革になるのだ。



ちなみに一般的に「シュリンクレザー」として出まわっているもののなかには、見た目にシボがあっても、革が縮んでいないモノもあり、じつは「型押し」してシボにみせているものも多いのだそうだ。

このペリンガー社のシュランケンカーフは、特殊な薬品を使用し、職人が手間暇をかけてギュッと縮小させている。触り心地の良さや耐久性に優れ、明らかに「別格」なシュリンクレザーなのだ。

ちなみに、エティアムがチョイスしたカラーのうち、ライトグレーは今年の新色なのだそう。

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ラインナップは全5型
こだわりのディテールとともに紹介！

今回ピックアップしたのは、しっとり＆ふっくらとした触り心地の「シュランケンカーフ」を使用した全5モデル。二つ折財布、名刺入れ、キーケース、フラグメントケース、ラウンドジップ長財布を紹介する。

いずれも外装の「シュランケンカーフ」と内装のカーフの色を変え、洒脱なコンビネーション・カラーに仕上げている。そんな色づかいの妙も愉しみたい。

二つ折財布 [ETER-008]

札入れ部分が、2層になっているため、整理しやすい。裏側までオールレザーなので、布と革との境目に紙幣が引っかかってしまうようなことのない、贅沢で上品な仕様だ。

小銭入れのマチは、段差をつけた構造。大きい開口を保ちつつも、マチが畳まれたときに、縫い代の重なりを少なくし、薄くなるような仕様にしている。コインの使用頻度が減っている昨今のライフスタイルに合わせ、小銭入れは2層ではなく、1層にしている。



サイズは横11.3 × 縦9.5× 厚み3.0cm。カラーバリエーションはブラック、ブリティッシュグリーン、ライトブルー、ライトグレーの全4色。各3万1900円（税込）。



また、小銭入れの背面の上部からと左側からカードを収納できるなど、小ぶりなサイズながらも収納力に優れている。札入れ×2、スナップボタン式小銭入れ×1、カードポケット×4、フリーポケット×2。

名刺入れ [ETER-009]

名刺交換の機会が減った昨今のビジネスシーンに合わせた、コンパクトなフラップ式開閉の名刺入れ。重なり合う革の厚みを最大限に薄くし、スマートな印象のフォルムにしているのもポイント。前面に2枚、背面に1枚ポケットがあるので、コンパクトながらも小分けができ機能的だ。



サイズは横11.2× 縦7.5× 厚み2cm。カラーバリエーションはブラック、ブリティッシュグリーン、ライトブルー、ライトグレーの全4色。各1万7600円（税込）。



底が輪（Ｕ字型）になった、ササマチ構造を採用し、厚みが出にくく、名刺25枚程度が収納できる。マチ付きポケット×1、マチなしポケット×1、カードポケット×2。

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キーケース [ETER-010]

キーホルダーのように、スマートキー（電子キー）にも付けられるキーケース。スマートキーが車種やメーカーによって異なるため、さまざまなタイプのキーに対応できる構造。コンパクトに手に収まるサイズながらも、ETCカードなどを収納できるのもポイントだ。



カラーバリエーションはブラック、ブリティッシュグリーン、ライトブルー、ライトグレーの全4色。各1万8700円（税込）。



スマートキーは、裏面の丸カンに装着することができる。スナップボタン式開閉、外側に二重リング×１、キーリング×4、フリーポケット×3。

フラグメントケース [ETER-011]

シュランケンカーフの厚みも極力薄くした薄型のボディながら、カードポケット・ファスナーポケットを装備するフラグメントケース。カード・小銭だけでなく折り畳んだ紙幣も収納できる、オールインワンの使い方ができるのがポイントだ。



サイズは横13.7× 縦8.1× 厚み1.7cm。カラーバリエーションはブラック、ブリティッシュグリーン、ライトブルー、ライトグレーの全4色。各1万9800円（税込）。



外装ファスナーは、細めの3号を採用。繊細なファスナーにし、マチの厚みを狭く作っているが、最高級ファスナーとして名高いエクセラダブルを採用、適度な重厚感にもこだわった。

高さを少しだけ高くし、1万円札を二つ折りにして収納できるようにしている。また、ササマチ仕様にしているため、コンパクトながらも、大きな開口を確保。中身が出し入れしやすいよう配慮している。カードポケット×5。

ラウンドジップ長財布 [ETER-007]

「長財布」とはいえ、スーツのポケットに入れてもシルエットが崩れないように、もしくは小ぶりなバッグでもサッと入れやすいように、「薄さ」にこだわって設計。カードが7枚入るが、カードとカードの間隔を広めにとり、重なりを極力少なくし、財布全体が厚くなりすぎないように工夫している。



ラウンドファスナー式開閉、サイズは横19.5×縦9.5×厚み2cm。カラーバリエーションはブラック、ブリティッシュグリーン、ライトブルー、ライトグレーの全4色。各4万2900円（税込）。



内装の小銭入れは、薄い構造のためコインが出し入れしにくいように見えるが、ファスナーを開けたとき、しっかりと中身を見渡せるように、マチが大きくひらくように設定。ファスナー式小銭入れ×1（片側笹マチ付き）、札入れ×4、カードポケット×7。

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今回紹介した5モデルは、いずれも「薄さ」にこだわって製作された。そのため、革の厚みも薄く漉かれている。ただし、鞣し（なめし）の技術が高く、革自体の厚みを薄くしても、もっちりとした弾力が損なわれないのも「シュランケンカーフ」の魅力だ。

こうした使用シーンを想定したモノづくりはエティアムならでは。毎日手にする＝触れるものだからこそ、触り心地の良さは、革小物を選ぶ際の最大のポイントのひとつ。こだわりを持って選びたい。

エティアムの新作革小物は、ギフトアイテムにもピッタリだ。プレゼントのラッピングを開けた瞬間、贈った相手の笑みがこぼれるだろう。


問い合わせ＝エティアム蔵前　Tel. 03-3864-2655　

https://www.etiam.shop/


◆◆　ポップアップ情報　◆◆

2020年秋にスタートした東京発のレザーグッズ・ブランド、エティアムのポップアップ開催やイベント情報はコチラ！ 今回、紹介したシュランケンカーフの新作アイテムを、実際に手に取って見ることができる機会をお見逃しなく！

● 12月13日〜26日
新宿高島屋
6F 紳士雑貨

● 12月13日〜26日
阪急メンズ東京
B1F

◆ エティアム 公式HPはコチラ！ ◆


文＝小林尚史　写真＝植野 淳

（ENGINE WEB オリジナル記事）