2023.12.08

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ノンシャランな超複雑機構! カンパノラ「グランドコンプリケーション」に日本の伝統と技が光る新作2モデルが登場!

「カンパノラ」は「時を愉しむ」をコンセプトとし、2000年に誕生したウオッチ・ブランドだ。

ミニッツリピーター、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー、クロノグラフと、時計の4大複雑機構をすべて搭載した「グランドコンプリケーション」をクオーツ式で表現する世界的にも稀有な存在でもある。機械式であれば超高額になる複雑機構の数々をクオーツ式にすることで、ノンシャラン(格式ばらず)に日常的に愉しめる「グランドコンプリケーション」を多くの時計愛好家に届けてきた。

また、日本の伝統色や漆や螺鈿といった工芸技術を立体的な構造の文字板に取り入れていることも特徴のひとつ。無機質な印象になりがちなクオーツ時計だが、悠久なる時の流れや、壮大なる宇宙の風景を美しく表現してきた「カンパノラ」の佇まいに、まるでヴィンテージ・ウオッチのような味わいや温もりを感じるのは、日本の奥ゆかしい伝統が散りばめられているからに他ならない。

今回紹介するのは「コンプリケーション コレクション」に新たにラインナップされた、『深緋(こきあけ)』と『紺瑠璃(こんるり)』の2モデルだ。


日本の伝統色、深緋

日本古来から伝わる深緋(こきあけ)は、茜と紫で染めた色。ベースとなる鮮やかで濃い赤系の緋色(ひいろ)の上に漆塗りを施すことで、さらに深みのある色に仕上げている。


時の流れを表現する文字板に、さらに深みを与える深緋。サファイアガラスにはクラリティ・コーティングを施すことで、より文字板を鮮明な印象に!

日本の伝統色、紺瑠璃

もうひとつは鮮やかな青紫系の色、紺瑠璃(こんるり)。文字板は、ベースの紺瑠璃の上に漆塗りを施すことで、さらに深みのある色に仕上げている。


文字板は青漆に金属粉末を練りこんでいる。一点一点を手作業で仕上げているため、ひとつとして同じ表情の文字板はないことも時計好きを魅了する。

そして、2モデルともにサファイアガラス風防はドームの天井を思わせるラウンドフォルムとなっているのも注目だ。



また、幾重にも交じり合う円が「カンパノラ」の文字板の特徴。これは古代ギリシャ時代のアンティキティラ(天体の運行を知るために作られたといわれる装置)にインスピレーションを受けたものだという。


時針は太陽、分針は月をイメージ。大小の円がデザインされた時針と分針が1時間に1度重なる様は、まるで幻想的な日食を彷彿とさせる。

サブダイヤルに書き込まれたカレンダー表記、文字板外周にある二重構造の五徳リングに書き込まれたタキメーターや1/4 秒クロノグラフの目盛りは、複雑なデザインの文字板ながらも視認性を確保している。



時計好きの琴線に触れる
驚異のコンプリケーション!

「無限の宇宙」を表現しているのは、文字板だけではない。ケースの中に収まる機構とムーブメントにも注目したい。今回の2モデルは、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー、クロノグラフ、ミニッツリピーターという、時計好きの琴線に触れるグランドコンプリケーションモデル。2002 年に4大複雑機構をクオーツで実現させたカンパノラを代表する独創的なムーブメントだ。

ここからは搭載されている機構を紹介する。

▼ ムーンフェイズ機能

ムーンフェイズ(moon phase)とは、「月相」の意味。月の満ち欠けを回転ディスクで表示する。

カンパノラのムーンフェイズは約29.5日の周期にあわせて2つの表情の月が交互に姿をあらわし、見る者の目を惹きつける。遊び心にあふれるムーンフェイズ機構に魅了される時計ファンも多い。



▼ パーペチュアルカレンダー

最新の電子技術と老舗の時計技術を融合したカンパノラのパーペチュアルカレンダー。2100年2月28日まで月末の日付修正、うるう年の修正が不要だ。



▼ クロノグラフ

時速の計測ができるタキメーターは、かつては自動車レースでも活用されたクロノグラフの計測機能だ。インダイアル、クロノグラフ秒針、メーターの表記などが複雑に絡み合うメカニカルなデザインが男心をくすぐる。


12時間計の1/4秒クロノグラフは2つのプッシュボタンで操作。通常計測、積算計測、スプリット計測が可能となっている。

▼ ミニッツリピーター

リピーター(repearer)とは、音で時刻を知らせる機能のこと。1680年頃に英国の時計師が発明したリピーター機構。電灯もない時代、闇夜に時を知るための機構として誕生したものだ。


ミニッツリピーターは、分単位で知らせる機構。高低2種の音で時刻を伝える。カンパノラは世界でも類を見ないクオーツによるリピーター機構だ。

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大人らしい洒脱な装いで

日常づかいのコンプリケーション・ウオッチである『深緋』と『紺瑠璃』の2モデル。たとえば、週末のドライブシーンにはどんな装いで着けるのがいいのか。そのポイントをファッション・ディレクターの森岡 弘さんに訊いた。

「この『深緋』と『紺瑠璃』は、ともにクラシカルでエレガントなデザインですので、大人の装いに相応しい時計です。オン・ビジネスのジャケット・スタイルにも、週末のカジュアルにも合います。日本古来の伝統的な色づかいは和装にも合うかもしれませんね。今回はクルマ好きのENGINE読者のために、週末のドライブシーンをイメージしたエレガントなコーディネイトを提案させていただきます」


森岡 弘さん。メンズ・ファッション界で20年以上活躍する実力派スタイリスト。豊富な経験と知識に裏打ちされたスタイリングで絶大な支持を集める。

週末のジャケットスタイルに!

「まず『深緋』に合わせたのはブラウンをベースにしたクラシカルなグレンチェックのジャケット。遊び心のある時計ですから、合わせるファッションも色で遊びたい。インナーはボルドーのニットでリラックス感を出したい。モックネックが今どきですよね。チーフにもさり気なくボルドー色を入れることで、コーディネート全体にリズムが生まれます。また一方で、コロナ禍以降のカジュアル化が進むメンズ・ファッションでから、あえてシャツにタイドアップで洒脱に装うというのも良いと思います」


▲ジャケット19万8000円(ラルディーニ)、ニット3万6300円(フィリッポ デ ローレンティス/ともにトヨダトレーディング プレスルーム Tel.03-5350-5567)※ポケットチーフはスタイリスト私物。

もちろん、ドライブ・シーンでも!

「美しい青を基調とした『紺瑠璃』の文字板、そしてステンレスのベルトは、ネイビーやグレーのスーツとの相性がいいですよね。そのうえで冬~春の週末ドライブには、上質な素材で、薄くて軽い、ショート丈のダウンウェアもマッチするのでオススメです。シックな大人の着こなしを目指すなら、こうした身頃がニット×袖がナイロンといった異素材ミックスで品のある雰囲気にまとめたい。淡いチェックのシャツをワンポイントとして加えることで、ちょっと大人ならではのハズしの要素や洒落っ気を加えたいですね」


▲ダウンブルゾン36万800円(ムーレー)、シャツ4万7300円(バルバ ナポリ/ともにコロネット Tel.03-5216-6521)

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今回紹介した、2モデルはコチラ !

【右】
CAMPANOLA COMPLICATION COLLECTION
グランドコンプリケーション
深緋(こきあけ)AH4081-17W CAL.6772
48万4000円(税込)

【左】
CAMPANOLA COMPLICATION COLLECTION 
グランドコンプリケーション 
紺瑠璃(こんるり)AH4080-61L CAL.6772 
50万6000円(税込)

▼ スペック

動力=電池式 精度=±20秒/月 持続時間=電池寿命は約2年
防水性=日常生活用防水 
ケース素材=ステンレス 
ケースサイズ= 径43.0mm、厚さ16.5mm
ガラス=デュアル球面サファイアガラス(無反射コーティング)

バンド※紺瑠璃(こんるり)=ステンレス/三つ折れプッシュタイプ中留
バンド※深緋(こきあけ)=ワニ革/三ツ折れプッシュタイプ


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問い合わせ/シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807(受付時間 9:30~17:30 祝日を除く 月~金)
https://citizen.jp


構成・文=小林尚史 写真=岡村昌宏 
ファッション・スタイリング=森岡 弘 モデル=照屋和輝 撮影協力=高畑ナヲキ

(ENGINE WEB オリジナル)

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