2023.12.01

CARS

夢の自動運転まであと少し 自動運転タクシーの2026年運用開始に向け、ホンダとGMが始動

ホンダとアメリカのGM、およびGMクルーズホールディングス(クルーズ)社が、日本での自動運転タクシーサービスを提供する合弁会社設立に向けて、基本合意書を締結した。

迎車から到着まですべて自動

このサービスは、指定場所までの迎車から目的地に到達するまでが自動運転で行われ、配車から決済まですべてをスマートフォンのアプリで行う。



6人乗りの専用車を使用

使用されるのは、ジャパン・モビリティショー2023のホンダ・ブースにも展示されていた3社共同で開発した自動運転専用車両のクルーズ・オリジン。運転席のない対面着座の6人乗り車両で、第3者である運転手の存在やプライバシーへの介入を気にせず移動することができる。



順次エリアと台数を拡大

この自動運転タクシーサービスを担う会社は関係当局の承認を得て、2024年前半の設立を目指している。サービスは2026年初頭に東京都心部で開始を予定している。数十台でスタートし、将来的には500台規模での運用を見込んでいる。さらにその後、順次台数の増加と提供エリアの拡大を図る計画だ。

3社はこのサービスを通じて、タクシーやバスの乗務員不足など社会課題の解決にも貢献することを想定しているとしており、自治体や交通事業者などとの連携強化も進めていくという。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement