2024.02.14

CARS

東京オートサロンに次期スズキ・スペーシア・ギアが隠れていた⁉ カスタマイズのベース車として展示

東京オートサロン2024でスズキは、2023年12月に発表した新型スペーシアをベースにしたカスタマイズ・モデル、「スペーシア・パパボクキッチン」を出展した。しかし、このクルマは単なるドレスアップ・カーではなく現実に登場するかもしれない1台なのだ。

アウトドアで料理を楽しむ

昨今のブームとなっているアウトドアで欠かせないのがクッキング。青空の下、親子で料理を一緒に楽しめる装備を盛り込んだのが、このスペーシア・パパボクキッチンだ。外装はアウトドア・ギアのようなキャンプ場に溶け込めるカラーリングでコーディネイトされ、室内は後部座席天井からリアにかけてはウッド素材をふんだんに使うことでログハウスにいるかのような設えになっている。



キッチンに早変わり

さらに、リア・ゲートを開けるタンスのような引き出しが出現。その中にはシンクやコンロが収納されていて、引き出だすとボディ後部がキッチンに早変わりする。それを活用し、親子でアウトドア・クッキングが満喫できるという塩梅だ。



どこかで見たSUVテイストの丸目顔

そんな楽しい要素を満載したスペーシアだが、良く見ると標準モデルの「スペーシア」とも、エアロパーツを装着した「スペーシア・カスタム」とも顔付きが異なることに気付く。しかも、フロント・バンパーにはまるで市販モデルのようなセンサーが内蔵されている。これはスペーシア・パパボクキッチンがただのコンセプトカーでない証だと言える。

以上から類推すると、このクルマは先代から設定されて好評を博したSUVテイストのスペーシア、「スペーシア・ギア」の新型と見て間違いないだろう。ちまたでは、室内に装備されたアウトドア・グッズを除き、ほぼこのままのスタイルで登場するのでは? というのがもっぱらの噂だ。



文=小林和久

(ENGINE WEBオリジナル)

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