2024.02.28

CARS

新型メルセデスGLCに最速最強かつPHEVとなるAMGモデル、「GLC 63 S Eパフォーマンス」が追加

2023年3月にフルモデルチェンジを受け、2代目にスイッチしたメルセデス・ベンツのDセグメントSUVである「GLC」。初代は2020年と2021年に世界累計販売台数260万台を記録し、日本でもスマッシュヒットを飛ばした。「CクラスのSUV」として同ブランドのSUVを牽引している1台である。

F1の技術をフィードバック

このほど、現行GLCにAMGブランドで最速モデルかつ、プラグイン・ハイブリッドでもある「メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス」が加わった。注目のパワートレーンは、F1からの技術がフィードバックされた2.0リッター 4気筒ガソリン・ターボに交流同期モーターと容量6.1kWhのAMG製高性能バッテリー、パフォーマンス志向の連続トルク可変配分4輪駆動システムのAMG 4MATIC+(マチック・プラス)が組み合わされた。



電動アシストターボを搭載

4気筒ターボとモーターのシステム最高出力は680ps、システム最大トルクは1020Nmに達するという圧倒的な大トルクを発揮する。0-100km/h加速は3.5秒で、スポーツカー顔負けのスペックを実現している。また、電気モーターの内蔵することで常にブースト圧を維持できる「エレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャー」の採用もトピックだ。低回転域から高回転域まで全域にわたりハイレスポンスを実現し、フィーリングも自然なものに仕上げられているという。

搭載されるトランスミッションは、トルコンの代わりに湿式多板クラッチを搭載することでダイレクトかつ素早いシフトチェンジと高い伝達効率を両立した9段ATの「AMG スピードシフトMCT」。シフトダウン時のブリッピングやレーススタート機能の搭載により、スポーティな走りを楽しめる。



EV走行も可能

リア・アクスルに配置される交流同期モーターは定格出力80kW(109ps)、最大10秒間のピーク出力150kW(204ps)を発生する。モーターは自動変速の2段トランスミッションと電子制御式リミテッド・スリップ・デフ(LSD)とともに電動ドライブユニット(EDU)としてひとつにまとめられ、リアの床下の限られたスペースに収まるようなコンパクトな設定になっている。モーターが後輪を直接駆動するため発進性に優れるほか、LSDの搭載によりコーナリング時の安定性が向上するなどの利点を享受できる。

容量6.1kWhのバッテリーにより16kmと短めではあるもののEV(モーター)走行も可能。早朝や深夜の静かな住宅街を走行する際も気兼ねなく走行できるのも魅力だ。充電は3.7kWの交流普通充電によるに対応している。 

8つの走行モードを設定

走行モードである「AMG ダイナミックセレクト」も用意。EV走行の「エレクトリック」をはじめ、「コンフォート」、バッテリー容量を維持する「バッテリー」、「スポーツ」、「スポーツ・プラス」、「レース」、滑りやすい路面に向く「スリッパリー」、パワートレーンのレスポンスやステアリングやサスペンションの特性など好みの設定が可能な「インディビデュアル」という8モードを用意する。モード選択はセンターディスプレイのほか、ステアリング・コラムに備わる「AMGドライブコントロール・スイッチ」でも操作できる。

運動性能でのハイライトは統合型車両運動特性制御システムである「AMG ダイナミクス」の搭載にある。ESP(姿勢安定制御装置)や4WD、リアの電子制御式LSDを制御することで、操縦安定性を担保しながら俊敏性を最大限高めることが可能で、動力性能だけでなく高いコーナリング・スピードなどスポーツカー並みの俊敏性を享受できる。

サウンド面では、室内で実際の排気音を拾い、それに応じたサウンドが再生される「AMGリアルパフォーマンスサウンド」のほか、自然でありながら臨場感あふれる「ブルメスター3Dサラウンドサウンドシステム」も用意されている。

そのほか、先進安全装備やインフォテイメントシステム、オフロード装備なども完備している。「メルセデス AMG GLC 63 S E PERFORMANCE」の価格は、1780万円となっている。 

文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

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