2024.08.06

CARS

これは懐かしい! 2008年モデルのジェッタTSIコンフォートラインは、どんなフォルクスワーゲンだったのか? 超お得な国民車!!【蔵出しシリーズ】

実は超お買い得だったフォルクスワーゲン・ジェッタTSIコンフォートライン

全ての画像を見る
ご存じ中古車バイヤーズ・ガイドとしても役立つ雑誌『エンジン』の過去の貴重なアーカイブ記事を厳選してお送りしている人気企画の「蔵出しシリーズ」。今回は、2008年7月号の特集「価格を超えた価値あるクルマ」のなかでモータージャーナリストの国沢光宏さんが価値あるクルマとして上げたフォルクスワーゲン・ジェッタ(懐かしい!)の記事をお送りする。高性能と低燃費を両立したTSIエンジン、気持ちのいいDSG、丁寧に作られたボディなど、297万円のジェッタは、当時、超お得な国民車だった。


手が届くというのが大事!

商品の価値というのは、人によって大きく異なる。客観的に「なんでそんなモノに大金を投じるのか?」と判断される対象物だったとしても、本人が納得しているなら深い満足度が得られます。自動車の評価だって同じ。特に輸入車についちゃ文明というより文化(なくても困らないけれど有った方が人生楽しい)。個性的な観点で評価を下す人も居れば、猛烈にシャバい精神構造の人だっている。悲しいことに私は典型的な後者。現実主義者だからして、実現不可能な夢など見ない。今回も手が届く範囲で「価格を超えた価値」のあるクルマを紹介したいと思う。



ということで今回ピックアップしたのはVWジェッタTSIコンフォートライン。このクルマの「適度な価格イメージ」っていかほどだろうか。まず1.4リッター直4+ツインチャージャーで170psを発揮する高性能型TSIエンジンのスペックは、無過給エンジンの2.4リッター級に相当。ほぼ同じ出力を発生するCセグメントのライバルを探すと、輸入車なら300万円少々。日本車ではトヨタ・ブレードや、マツダ・アクセラあたりで250万円程度というプライス・タグが付く。ジェッタTSIコンフォートラインは297万円。カタログのスペックを比べると、ほぼ横並びの商品力と考えてよかろう。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement