2024.04.04

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カール F. ブヘラから日本限定88本のヴィンテージ感あふれるクロノグラフが登場!  日本とスイスの国交樹立160周年を寿ぐロイヤルブルー

人気クロノグラフの特別仕様による希少なモデルによって両国の長きに渡る友好を祝すスイス老舗ブランドのカール F. ブヘラ。ブルーで紡ぐ新たなストーリーも時計の魅力を一段と高める。

「空と海に思いを馳せるロイヤルブルー」
ヘリテージ  バイコンパックス アニュアル  ジャパン


日本とスイス連邦との間で最初の修好通商条約が締結されたのは幕末の1864年2月6日、第14代将軍の徳川家茂の時代だ。今年はその160周年に当たる。また1860年代といえば、日本にやってきたスイス人がスイス時計の紹介を通じて輸入の端緒を開いたことでも知られ、両国が現在に至るまで強い絆を築いてきたのは歴史が示す通り。 

そうしたスイスと日本との長きに渡る友好関係に敬意を払ってスイスの老舗ブランド、カール F. ブヘラが発表したのがこの特別仕様の記念限定モデルだ。ベースになったのは以前から時計愛好家の間で人気を博す代表的クロノグラフの「ヘリテージ バイコンパックス アニュアル」。1956年に作られたブヘラのクラシカルな名作から想を得たヴィンテージテイストあふれるバイコンパックスのデザインのみならず、日付修正が1年に一度で済む便利なアニュアルカレンダーと視認性の高いビッグデイト表示という現代的機能を兼ね備えた、現在の数あるクロノグラフの中でも極めて希少かつ秀逸なモデルである。 



今回の「ヘリテージ バイコンパックス アニュアル ジャパン」は、わずか88本のみが製造され、日本限定で販売される点でも一段と希少性が高いモデル。最大の特徴は、なんといってもブルーのカラーリングにある。実際このクロノグラフのフェイスは、シルバー仕上げによるホワイト系のメインダイアルを背景にして爽やかなブルーに彩られた2つのサブダイアルがくっきりと並び、タキメータースケールを配したブルーのフランジが取り巻く。日本人好みのこのブルーにさまざまな思いが込められ、ひとつのストーリーを形作っているところに特別仕様の魅力が秘められているのだ。 

ブルー×ホワイトのカラーリングは、カール F. ブヘラの創業地であるルツェルンの州旗とまったく同じで、ブルーは風光明媚なルツェルン湖の美しい水面や、ピラトゥスやリギに代表される山並みの上に広がる空を象徴しているという。ブルーはまた、はるばる海を渡って幕末の日本にやってきたスイス人の目の前に広がっていた大海原の色をも象徴する。そして左右対称に並んで存在感を示す2つのサブダイアルは、スイスと日本の友情の証という演出だ。ブルーはさらに、クイックリリースシステムによって容易に付け替えられるレザーストラップの側面にも及ぶといった徹底ぶり。 

機能やデザインに加え、背景や特別なストーリーも時計好きには大切な要素のひとつ。両国の国交樹立160周年を祝う特別な記念限定モデルは、間違いなくそんな楽しみを発見する良い機会になるだろう。



カール F. ブヘラ
ヘリテージ  バイコンパックス アニュアル  ジャパン

バイコンパックスとは、ダイアルにスモールセコンドと積算計の2つを配した、いわゆる2眼デザインのクロノグラフを指し、1950年代の手巻きモデルに多く見られたスタイル。当時多用されたプッシュピースの形状やアラビア数字のインデックスにもヴィンテージ感が濃厚に漂う。自動巻き。ステンレススティール、ケース直径41mm、3気圧防水。ブラックのカーフレザーストラップ(写真右)付属。日本限定88本。148万5000円。


シースルーバックから自動巻きムーブメントのCFB1972が見える。またクイックリリースシステムにより、メタルブレスレットと付属のカーフレザーストラップとを簡単に付け替えられる。


プッシュピースは往年のスタイルを反映する角型のデザインで、リュウズトップにはロゴのマークを刻む。


◆カール F. ブヘラブランドの詳細はこちら

問い合わせ=スイスプライムブランズ Tel.03-6226-4650

文=菅原 茂 写真=近藤正一 スタイリング=仲唐英俊

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