2024.05.09

CARS

「363万円、補助金をもらえば300万円を切るプライス」 これがBYDドルフィンに試乗したモータージャーナリストの生方聡の本音だ!!

BYDドルフィンに試乗した2人のモータージャーナリストの本音とは?

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BYDとしてはATTO3に続いて2車種目の日本展開となったドルフィンに乗った生方聡さん、吉田由美さんの本音やいかに? 今年もやりました「エンジン・ガイシャ大試乗会」。2024年、大磯大駐車場に集めた注目の輸入車36台にモータージャーナリスト36人が試乗!


「背中を押してくれる」生方聡

私がいま一番元気な自動車ブランドと思うのがBYD。コンパクトSUVタイプのEVであるATTO3が上陸するや、イベントに積極的に出展したり、気がつけば近所に正規ディーラーができていたりと、その勢いとスピード感には驚くばかりである。

日本上陸第2弾となるドルフィンに乗るのはこの日が初めてで、どんな走りを見せてくれるのか興味津々。ATTO3を初試乗したときもそうだったが、いつも以上に好奇心が高まる状況は、試乗を生業とする私にとって、ある意味元気をもらう貴重な時間である。

ドルフィンは2グレード構成。今尾氏、武田氏、吉田氏は上級版の「ロングレンジ」、九島氏、生方氏は標準車に試乗した。 グレードによる違いはバッテリー容量、モーター出力のほか、リア・サスペンション形式が標準車はトーションビーム、ロングレンジはマルチリンクとなる。インパネのセンター・ディスプレイは向きを回転することができる。

ドルフィンは、全高こそすこし高めだが、ハッチバック・スタイルは私の好み。

インテリアはATTO3に比べておとなしい印象で、むしろこのほうが落ち着く感じがする。

今回はバッテリー搭載量44.9kWh、モーター出力70kWと控えめなエントリー・グレードをドライブしたが、EVらしいスムーズで力強い加速は十分楽しめた。これで363万円、補助金をもらえば300万円を切るプライスは、これからEVを始めたい人の背中を押してくれるはずだ。日本のEVマーケットにも元気をくれる一台である。




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