2024.06.29

CARS

英国王室の城の名を掲げた、日本で5台だけの特別なレンジローバー、SVビスポーク・バルモラル・エディションが登場

お客様の要望に応じて世界に1台しかないレンジローバーをつくりあげるパーソナライゼーション・プログラム、SVビスポーク・サービスを用いて日本専用に製作された特別仕様車、「レンジローバーSVビスポーク・バルモラル・エディション」(BALMORAL EDITION)の受注が開始された。

スペシャル・ヴィークル・オペレーションが手掛ける

バルモラル・エディションは同時に受注が開始された、「レンジローバーSVビスポーク1858エディション」同様、ランドローバーのスペシャル・モデルを手掛ける「スペシャル・ヴィークル・オペレーション」のデザイン・チームと連携し12か月の歳月をかけて開発。ちなみに、SVビスポーク・サービスは、レンジローバーのモダン・ラグジュアリーな一面をより強化するため、2023年に導入されている。



車名は英国王室所有の城に由来

ロング・ホイールベース仕様の1858エディションに対し、バルモラル・エディションはスタンダード・ホイールベース(SWB)の「レンジローバーSV P615 SWB」がベースとなっている。生産台数は1858エディションより1台多い5台の限定販売となる。

車名は、スコットランド・アバディーンシャーにある英国王室が所有するバルモラル城に由来する。エクステリアの見どころは、ボディ・カラー。1980年代の初代レンジローバーに設定されていた「バルモラル・グリーン」を現代風に再解釈した、専用色「ビスポークグリーン」を開発。よりラグジュアリーな質感で明るく透明感のあるグリーンで、ルーフとドア・ミラー・カバー、アルミホイールにはビスポークグレイがコーディネイトされ、華美になり過ぎない控えめな個性も表現されている。



環境に優しいウルトラファブリックを採用

シート表皮は1858エディション同様、高い質感を備えつつ、製造工程においてレザーよりも二酸化炭素の排出量の少ない「ウルトラファブリック」(Ultrafabrics)を採用。シート・カラーも1858エディションと同じ、濃い目の「シンダーグレイ」と白に近い明るい「ライトクラウド」を用いているが、前後で配色が逆になっているのが見どころだ。

さらに、ベースモデルには未設定の「サテンホワイトセラミック」のトリムを合わせることで、よりクリーンで明るい雰囲気に仕立てている。なお、シートのショルダー部分には、1858エディションと同じオリジナル・デザインの刺繍が配されている。サイド・シルには、「SV BESPOKE BALMORAL EDITION」と限定生産台数を表す「1 OF 5」のロゴが入ったプレートが備わる。

パワートレインは、最高出力が615㎰(452kW)、最大トルクが750Nmを発生する、4.4リッターV型8気筒ガソリン・ツインターボのマイルド・ハイブリッドを搭載する。



価格は、3866万円。

文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement