ついに電動化した新型ポルシェ911 カレラGTSは「T-ハイブリッド」を搭載している
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今年5月に発表されたポルシェ911の992型後期型。なかでも注目はついにハイブリッド化されたカレラGTSだ。「T-ハイブリッド」と呼ばれる電動新システムを搭載し、911はどう変わったのか。スペインで行われた国際試乗会から編集長のムラカミが動画でリポートする。
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T-ハイブリッドのTとは何を指すのか?
こんにちは、皆さん。エンジンの村上です。今日はスペインのアスカリサーキットに来ています。ご覧の通り、最新のポルシェ911、カレラGTSの992型後期型に乗るために来ました。はるばるスペインまで飛んできたのは、この車に試乗するためです。昨日はマラガに泊まり、そこからこの車で山の上のアスカリサーキットまで来ました。サーキットではガンガン走ってきたので、その感想をお話ししたいところですが、詳細は7月26日発売のエンジン誌やウェブでご確認ください。少しだけ特徴を紹介します。この車はポルシェ911としては初のハイブリッドシステム、T-ハイブリッドを搭載しています。
T-ハイブリッドのTは「ターボハイブリッド」という意味です。ポルシェにはE-ハイブリッドもありますが、T-ハイブリッドはターボチャージャーにエレクトリックモーターが内蔵されており、それによって初期のターボの立ち上がりを補助します。タービンが効いてからはエレクトリックモーターを使って発電する機能もあります。さらに、エレクトリックモーターとは別に8段PDKの中にもモーターが付いていて、これによってダイナミック性能と効率を高めています。非常にスマートで賢く、速い車です。
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新型ポルシェ911から変更されたフラップなど内外装の特徴、パワートレインについては、YouTube「ENGINEチャンネル」で詳細を語っている。
(ENGINE Webオリジナル)
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