2025.05.10

CARS

「クルマは色気で選びます」紺のジャガーEタイプに乗る、高島郁夫さん(実業家/ABODA LIFE代表)カーライフとは?

1964年式のシリーズ1のジャガーEタイプとオーナーの高島さん。

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クルマ好きのゲストを迎え、「これまでに出会ったクルマの中で、人生を変えるような衝撃をもたらしてくれた1台」を聞くシリーズ、「わが人生のクルマのクルマ」。今回登場していただくのは、インテリア雑貨店の「Francfranc」の創業者であり、現在はライフスタイル・ブランド「ABODA LIFE」の代表、高島郁夫さん。自ら往年の名車を販売する事業を始めた高島さんのクルマ選びとは?

黒いクラシック・レンジローバーと紺のジャガーEタイプが撮影現場に現れると、そこだけ時間が少し巻き戻ったような気がした。古い英国車にはどこか男らしい、誇りのようなものを感じる。



2台のオーナーは「ABODA LIFE」というライフスタイル・ブランドの代表、高島郁夫さんだ。「ABODA LIFE」事業のひとつとしてW121系メルセデス・ベンツ190SLとW113系280SLのレストモッド車両を販売する「ABODA GARAGE」を今年3月にオープンしたばかりである。

私は古い英国車が大好物なので、撮影現場に到着した2台を覗かせてもらった。クラシック・レンジローバーの内装は大きく手が加えられていて、後席は独立式の2座になっていた。また、ジャガーEタイプのインテリアは赤・青・白のトリコロール・カラーのレザーに張り替えられている。驚くのはそのセンスの良さだ。それもそのはず高島さんはインテリア・ショップ「Francfranc」の創業者なのである。

「子供のころから大のクルマ好きというわけではないんです。家具や雑貨の仕事を始めて、クルマをプロダクトとして見るようになり段々と興味を持つようになりました」

JAGUAR E TYPE Sr.1 高島さんのEタイプは1964年式のシリーズ1。3.8リッター直6は最高出力268psを発生する。ロングノーズの流麗なボディに加え、ダッシュボードが赤、センターコンソールが青、シートが白というトリコロール・カラーの内装が美しい。

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