2024.09.16

CARS

このスポーツカー、乗っているだけで大冒険! モータージャーナリスト、佐野弘宗が選んだ「いま身銭を切ってでも欲しいクルマ20台」のランキング 3位は世界最軽量のあのクルマ

モータージャーナリストの佐野弘宗さんが選んだマイHOT20の1位は?

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雑誌『エンジン』の大人気企画、「ENGINE HOT 100」。オリンピックイヤーの今年は「新時代のトップランナー」というテーマもプラスして、34人のモータージャーナリストのHOT100委員が「今身銭を切ってでも欲しいクルマ」を選んだ。まずはその委員たちが選んだ2024年の「マイHOT20」を公表する。モータージャーナリストの佐野弘宗さんが選んだいま欲しい20台はこれだ!

BEVは好き、でも理想と現実の一致はむずかしい

私がいま新車でほしいクルマ上位の顔ぶれは、昨年とほぼ変わらず、全体には欧州車が減って、日本車とアメリカ車が増えました。残った欧州車も多くが終了間近。というのも、日本では電気自動車(BEV)を快適運用できる環境が整わないまま、欧州車がどんどんBEVにシフトしているから。個人的にBEVは大好きですが、理想と現実の一致はむずかしい。

20位 ジープ・グランドチェロキー(PHEV含む)
プラットフォームはアルファ・ロメオ由来。ロングボディ+エアサスのLサミットリザーブの乗り心地はとろけるがごとく、それでいてステアリングも正確。

20位 ジープ・グランドチェロキー(PHEV含む)


19位 三菱トライトン
トラックとは思えない快適な乗り心地と驚異の走破性。販売台数は三菱全体の2割を占めており、同社のオフロード猛者たちが寄ってたかって開発している。

19位 三菱トライトン


18位 日産サクラ
少なくとも軽自動車のような使い方なら、エンジン車よりBEVがずっと便利で快適と思わせてくれる。乗り心地も軽としては最上級の1台。

18位 日産サクラ


17位 トヨタ・クラウン・セダン(FCEV含む)
このFCEVモデルが、レクサスを含めた現行のトヨタ製FRサルーン/クーペで、奇跡的かつ圧倒的に乗り心地がいいのは、開発陣も認めるところだ。

17位 トヨタ・クラウン・セダン(FCEV含む)


16位 ジープ・ラングラー(PHEV含む)
フロントにいまだリジッドアクスルを使うのは、ほかにはジムニーとランクル70くらいか。このタフでワイルドなところが、日本で人気なのはうなずける。

16位 ジープ・ラングラー(PHEV含む)


15位 キャデラック・エスカレード
現代アメリカで最もラグジュアリーなショーファードリブンカー。デカくて重くて快適なクルマをつくらせると、日本も欧州もアメリカに敵わない。

15位 キャデラック・エスカレード


14位 マセラティ・グラントゥーリズモ(カブリオ除く全て)
この時代に登場してくれたことにまず感謝。とにかく低くてカッコよく、エンジンからシャシーまで正面から優秀なところはマセラティらしくない(失礼)。

14位 マセラティ・グラントゥーリズモ(カブリオ除く全て)


13位 日産GT-R(NISMO含む)
ついに2025年モデルをもって生産終了(号泣)。随所に古さは否めないものの、それでも世界のスーパースポーツに正面から対峙する様はサムライ。

13位 日産GT-R(NISMO含む)


12位 メルセデスAMG A35/A45S 4マチック(+)(セダン含む)
2.0リッターで421ps!という世界一の4気筒。その高回転での炸裂を味わうだけでもこのクルマに乗る価値あり。左右トルクベクタリングで曲がりも最高。

12位 メルセデスAMG・A35/A45S 4マチック(+)(セダン含む)


11位 ルノー・トゥインゴ
ルノーではメガーヌRSとともに、生産終了+在庫のみ物件。私も1台持っていますが、街中でこんなに楽しいクルマは他にない。見つけたら即買い。

11位 ルノー・トゥインゴ


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