2024.12.15

CARS

【来い! 俺の宝船! 1000万円台新車】第1位は齊藤 聡が「消えゆくのを待つばかりのNA水平対向6の鼓動を楽しめる」と喜びを噛みしめたあのクルマ!

今年もあとわずか! 時代を映し出す2024年の新車の中から、いま買っておくべきクルマを価格帯別で順位をつけ、この1年のクルマ事情を振り返る。「2000万円以上」から「200万円以下」までの9つに分けて、それぞれの上位10台を発表していく。今回は「1000万円台」篇。4ケタ超えの価格帯ではドイツ車がその実力を発揮。生産終了が近いあのモデルも大健闘!

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※購入可能な車両及びその本体価格は、2024年7月現在のものです。

2024年の今だからこそ買いたい「1000万円台」新車ランキング


10位 BMW M3&M4(全て)
事実上新車の販売が終了したウラカンに代わって私が今年1位に選んだのは新井家の愛車候補
ナンバー1(でも買えない……)のM3。選考理由はもちろん、家族持ちのクルマ好きが求める
多くの性能を驚くほど高い次元でまとめているから。欲しい。(新井一樹さん)

10位 BMW M3&M4

9位 ランドローバー・レンジローバー・スポーツ
オフロードは余裕でこなし、オンロードもいけるクチ。そのうえラグジュアリーでフォーマルなシ
ーンもこなせるのってやっぱり最強だと思う。(桐畑恒治さん)

9位 ランドローバー・レンジローバー・スポーツ


8位 ポルシェ718ボクスターGTS 4.0
やっぱり6気筒がいいよねというファンの要望に対しポルシェが用意してきたのは期待を遙かに
上回る4リッター自然吸気。音といいレスポンスといいもう最高。(岡崎五朗さん)

8位 ポルシェ718ボクスターGTS 4.0


7位 ジャガーFタイプ
間もなくのディスコン確実と見られるものの、公式サイト上ではまだ生存確認可能。この先コレク
ターズカーともなりそうなこの一台を、もう一度じっくり味わいたい。(河村康彦さん)

7位 ジャガーFタイプ

6位 ランドローバー・レンジローバー(LWB含む)
こちらも熟成の極み。悩ましいのは、予告されているEV化によって、この爛熟ぶりがさらに進み新
しい扉を押し開いてしまうのではないかということ。(金子浩久さん)

6位 ランドローバー・レンジローバー

5位 日産GT-R(NISMO含む)
スーパースポーツとして17年の長寿は世界的にも稀。6速ATに旧態感はあるが、走りはサーキットのラップタイムと操縦性にワクワクさせる魅力の持ち主。(桂伸一さん)

5位 日産GT-R

4位 シボレー・コルベット(コンバーチブル、Z06含む)
現行C8型でミドシップに生まれ変わったコルベットの高性能版。全アルミのNA5.5リッターDOHCV8を積むだけで感涙。きっとスポーツカーの歴史に残る。(高平高輝さん)

4位 シボレー・コルベット(コンバーチブル、Z06含む)

3位 BMWアルピナB3/D3S(ツーリング含む)
パワフルなのに滑らかなパワートレイン、プレミアム・セダンとリアル・スポーツが共存するフットワークは言うまでもないが、変更部位を見て手段と目的が明確で、チューニング=調律を体現。これぞ「本物を知る人が最後にたどり着くモデル」である。(山本シンヤさん)

3位 BMWアルピナB3/D3S

2位 ポルシェ911カレラ・クーペ(4含むカレラ系全て)
“992.1”の最終期に登場したモデルがどれも自分好みだったので、“992.2”は非常に楽しみ。「操って楽しい」ポルシェの伝統が守られることに期待大!(大谷達也さん)

2位 ポルシェ911カレラ・クーペ(4含むカレラ系全て)


1位 ポルシェ718ケイマンGTS 4.0
4リッターボクサー6の自然吸気(NA)エンジンの鼓動を感じた瞬間、このエンジンがとても愛しく感
じられた。カーボンニュートラルの壁を目前に、もはや消えゆくのを待つばかりのNA水平対向6。
その鼓動をいま楽しめるのだから。(齊藤 聡さん)

1位 ポルシェ718ケイマンGTS 4.0


1000万円台の上位3位はドイツ車一強! 4位のコルベットは大健闘です。生産終了が近いモデルには大きなエールを! なお、このランキングのもととなったのは、雑誌『エンジン』の大人気企画、「エンジン・ホット100ニューカーズ・ランキングズ」。「いい・悪い」ではなく、「身銭を切ってでも欲しいかどうか」、「そのクルマにどれだけ大きな愛情を注げるか」に加えて、今年はオリンピックイヤーにちなんで「時代のトップランナー」も選考テーマとした。44名のホット100選考委員のジャーナリストと編集部員、そして今年もEPC(エンジン・プレミアム・クラブ)会員が加わって、2024年の今だからこそ買いたいと考える20台にポイントをつけて投票し、新車で買える注目の100台を選んだ。クルマの価格帯は投票を行った2024年7月時で最も安いグレードの価格で選別した。

(ENGINE2024年9・10月号)

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