2024.11.15

CARS

今や希少な小型後輪駆動ベースのスポーツ・クーペ、BMW2シリーズ・クーペがちょっとだけ進化

BMWがCセグメント・サイズの2ドア・クーペである2シリーズ・クーペの一部改良モデルを発売した。自社のアイコン的存在である「02」シリーズの系譜を継ぐという小型クーペが外観の手直しを中心に改良が施した。

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ボディ同色部を増やす

エントリー・グレード、「220i Mスポーツ」のエクステリアは、従来モデルではブラックだったサイド・ロッカーパネルとリア・バンパーサイドの下部をボディ同色にし、グリルのフレームをハイ・グロス・クロームからパールセント・クロームに変更した。

Mパフォーマンスモデルの「M240i xドライブ」も、サイド・ロッカーパネルとリア・バンパーサイドの下部をボディ同色化。さらに、グリルやドア・ミラー、フロント・バンパーやリア・スポイラー、ホイールなどセリウム・グレーだった部分をブラックに変更した。ヘッドライトの内部もブラックアウトしている。



コネクティビティを充実

室内では、BMWコネクテッド・ドライブにより、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信するなどの便利機能を利用できるほか、Apple CarPlayへの対応などサービスの追加を可能にした。スマートフォンで解錠と施錠、エンジンの始動ができるBMWデジタル・キーも標準装備となった。

パワートレインは従来型どおり。220i Mスポーツは184ps/300Nmの2.0リッター直4ターボで8段ATを介して後輪を駆動。M240i xドライブは387ps/500Nmを発生する3.0リッター直6ターボと8段ATを搭載し、4輪を駆動する。

価格は、220i Mスポーツが610万円、M240i xドライブが806万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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