2024.12.22

CARS

若き中嶋悟さんが腕を磨いたという峠で朝練 愛車のうち7台がオープンカーというオーナーの"冬こそオープン"の情熱カーライフ!

奥左からモーガン3ホイーラー、オースティン・セブン、ロータス18、トライアンフTR3A、ロータス2-イレブンとオーナーの片桐さん。

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毎週土曜の“朝練”

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そんな片桐さんのモットーは「バンバン乗る」こと。夏場こそエアコンが効くヴィーマックの出番が増えるが、それ以外は、ルーティーンを決めて全部のクルマを動かすように心がけているそうだ。

「毎週土曜の朝、ガレージに行くと誰かしらいるので、雪が降らないかぎり豊田市の下山の方へ“朝練”に行くんです。途中に若き中嶋悟さんが腕を磨いたという峠があってね。そこが130Rもヘアピンもある最高の場所で2回往復する。乗って、乗って、乗り倒しています。放っておくと却って調子が悪くなる」

どれもオリジナリティが高く、そのままの姿で後世に引き継ぐのが片桐さんの理想という。

それは真冬になっても変わらない。いやむしろ冬こそオープンに最適だと片桐さんは力を込める。

「冬こそトライアンフ、冬こそマーク6ですよ! 例えば2 −イレブンにもヒーターはないけど、風を巻き込まないのでアンダーウエア、ダウンジャケットとかを着込んでマフラーを巻けば寒くない。ヘルメットは被らずハンチングとサングラスなので顔はちょっと冷たいけどね」

実は取材の2日後にはオースティン・セブンでラリーイベントに参加し、150kmを走破する予定だという片桐さん。まだまだ乗りたいクルマはたくさんあると話す。

「あと4年、70歳になるまでに1人乗りのライトウェイト・スポーツ、BAC Monoを手に入れるのが夢ですね。でもその前にMGエンジンのマーク6かな(笑)」

文=藤原よしお 写真=茂呂幸正 取材協力=AC MINDS & Co.,

(ENGINE2025年1月号)

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