2025.01.02

CARS

絶大人気のアルファード&ヴェルファイアに輸入車で唯一対抗できるのが、これ! こんなに豪華で、しかもたくましい!!

取材車、プラチナスイートの価格は1355万円。

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大型ラグジュアリー・ミニバンとして、日本市場で絶大なる人気を誇るアルファード&ヴェルファイアに、輸入車で唯一、対抗できるのがこのVクラス。今回の大規模変更により、その牙城を崩すだけの魅力を手に入れられたのだろうか。モータージャーナリストの高平高輝がリポートする。

よりラグジュアリーに

メルセデス・ベンツの中で最も「現場感」というか、「仕事人」の雰囲気を持つモデルがミニバンのVクラスである。

エクスクルーシブでは大型化された横バー・グリルとなる。

今回大規模なマイナーチェンジを受けて、よりラグジュアリーに生まれ変わった。

現行型Vクラスは2014年発売の通算3世代目だが、新しいVクラスにもこれまで通り標準ボディ(全長4895mm、ホイールベース3200mm)とロング、そしてエクストラロング(全長5370mm、ホイールベース3430mm)の3種類のボディが用意されているが、ここで紹介するのはホイールベース3200mmで全長5140mmのロング・ボディのエクスクルーシブ、しかも上級仕様のプラチナスイートである。



豪華な内装の3列シートのミニバンながら、上記のように長さの異なるボディが3種類用意されていることや、頑丈な後席シートをすべて取り外すことも可能な点が仕事第一を感じさせる。1998年の初代から現在までの国内累計販売台数およそ3万台というロングセラーであるのはその機能性が評価されているからだろう。

インストルメントも一気に最新バージョンとなり、12.3インチ×2の一体式ディスプレイやタッチスイッチ付きステアリング・ホイールが備わる。

3種類のボディのうちの中間サイズとはいえ(ロングの全長はレクサスLMとほぼ同じ)、日本の道ではちょっと気圧されるぐらいの大きさだ。しかもフロント・グリルはさらに大型化され、その上エクスクルーシブは横桟グリルにスリーポインテッドスターのボンネット・マスコット付き。昨今ではコンパクトハッチからSUVに至るまで全部が全部「グリルスター」になったメルセデスの中で、今ではかえって貴重なスタイルだ。

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