2025.01.24

CARS

キャンピングカーはコロナ終息でも衰え知らず 三菱トライトン+キャンピング・シャル仕様がオートサロンに登場

チューニング・カーの祭典であるオートサロンだが、ところどころで見かけることが多いのがキャンピングカーだ。ダンロップ・ブースで見た、「三菱トライトン」ベースにキャンピング・シェルの「FT-ポーター」を組み合わせたモデルを紹介しよう。

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17年間で保有台数は約3倍

コロナ自粛中は他人との接触を避けるためにキャンプがブームとなった。コロナが終息すると今度はインバウンド需要が復活し、ホテルなどの宿泊費が爆上がり、かくしてキャンピングカー人気は衰えず、その保有台数は毎年右肩上がり。2023年の保有台数は14万5000台にも上り、これは17年前の約3倍に当たるという。



本格オフロード仕様にドレスアップ

このモデルは先に書いたように三菱トライトンがベース。グレードは「GLS」なのでオーバー・フェンダーは付かない仕様だが、海外向けにオプションで用意されているオーバー・フェンダーが装着され、力強いスタイルを実現していた。

フロント・バンパーとステップ、サイド・バーはオフロード用パーツでおなじみのARB製のプロトタイプ。サイド・オーニングとそのブラック・ハードケースも同じくARB製。WARNブランドのウィンチも搭載される。



垂直リフト・タイプキャンピング・シャルを搭載

キャンピングカー部分となるシェルはFTポーター125で、垂直リフト・タイプ。写真はリフトされた状態であり、走行時はルーフ上の幌部分が収納される。フロントはコイル・スプリング、リアはブロックを追加し約2インチ・リフトアップ。さらにリアのリーフスプリング上部にエアバッグマンというパーツを装着。エアバッグマンは重量のあるシェルを優しく支えるだけでなく、停車時にエア量を調整することで車高調整装置として働き、フラットな寝床を作れるすぐれものである。

装着されているホイールはMKW製のMKW205でタイヤはダンロップ・グラントレックR/T 01(参考出品)。左側のホイールはコヨーテブロンズ色でタイヤはホワイトレターの表向き組み、右側のホイールはブラックキャット色でホワイトレター・レスの裏向き組みとなる。なお、ボディのラッピングも左右で色違いとなっている。



文、写真=諸星陽一

(ENGINE WEBオリジナル)

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