2025.01.30

CARS

オーナーはドラッグストア、マツモトキヨシの社長 RE雨宮チューンのRX-7、「マツキヨ刻3ローターNA-7」

ロータリーのチューニングで日本はもとより、世界中から大きな支持を得ているRE雨宮のブースに展示されていたカーボン・カラーのFD3S型「マツダRX-7」。聞けばドラッグストアのマツモトキヨシの社長の個人所有車だという。

コロナ休止以外は休まず参加

RE雨宮の展示ブースは駐車場側の入り口に最も近い西ホールの定位置。いつも同じ場所なので、館内マップを確認することなく訪れることができる。じつはRE雨宮は、1983年に開催されたオートサロンの前身である東京エキサイティングカーショーの時代から一度も休まず(新型コロナの影響でショーそのものが中止になった2021年を除く)出展を続けている唯一無二の存在。主催者も敬意を表して展示スペースを固定化しているのだ。



レース活動をスポンサード

今年、メインのブースのコーナー位置に展示されていたのが「マツキヨ刻3ローターNA-7」と名付けられたモデル。マツキヨとはもちろんドラッグストアのマツモトキヨシのこと。じつはこのクルマはマツモトキヨシ社長の個人所有車である。

マツモトキヨシはRE雨宮のモータースポーツ活動を支え続けているスポンサーで、RE雨宮は全日本GT選手権時代にはマツキヨ・カラーのRX-7で参戦していた。また車名に付けられた「刻」は心に残るという思いを込めてRE雨宮が付けたもので、流、靱、魁などといった漢字一文字をコンセプト・モデルに付けてきたマツダへのオマージュを感じる。



20Bベースの3ローターNA

ボディのエアロ・パーツはRE雨宮マツキヨ刻SPL。カーボンルックはミスターヒロカースタジオが担当したラッピングだが、まるでホンモノのカーボンのような仕上がり。ノーズ先端とサイドにマツキヨのエンブレムが装着されている。

エンジンはRE雨宮によるスペシャルチューンが施された20Bベースの3ローターNA(自然吸気)。マフラーは70φ、エグゾースト・マニホールドはワンオフで、これらの組み合わせにより最高出力は435馬力を絞り出す。サスペンション関連とブレーキはエンドレス。ホイールはエンケイのRS05RRで、タイヤはアドバンスポーツV107およびV105が使われる。



文、写真=諸星陽一

(ENGINE WEBオリジナル)

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