信頼の日本車をベースに古き良きアメ車のデザインにカスタマイズ　アルパインスタイルが提案

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自動車メーカーが作ったままのデザインや性能では満足できない人たちの中には、オリジナルのデザインを活かしたカスタマイズでは飽き足らず、全く別のテイストへと変身させてしまうことを求める人もいる。そんな、ベース車とは全く異なるテイストを持つコンプリート・カーを1台紹介しよう。

遊び心を満たす1台

日本車のデザインはどうしても遊び心が足りないって感じている人は多いのではないだろうか？　機能を追求していくとそうなるのは当たり前なのだが、クルマに乗る方にとっては遊び心だって大切な機能だったりする。

ファニーなボディ・デザイン

アルパインスタイルが2024年から新展開を始めた「Cal's Motor」（キャル・モーター）というブランドから登場した「ソノバ」はそんな思いに応えるモデルだ。なんだか「シボレー・アストロ」を彷彿させるファニーなボディ・デザインに一瞬ハッとさせられた。もう、全体から漂う雰囲気は1970年代、80年代のアメリカ西海岸そのもの。頭の中でサーフ・ミュージックが自然と流れてくる。

日産NV200が大変身

ベースは日産の商用バン&ワゴンである「NV200」なのだが、とくに大きく手が加えられたフロントからはそんなことは一切感じさせない。最大の特徴はクローム・メッキの太い横バーに変更されたフロント・グリル。オーバーライダー付きのメッキ・フロント・バンパーも雰囲気に溢れている。角目のヘッドライトは上下2段配置で、メッキ・ベゼルが囲んでいる。リア・バンパー、ホイールキャップ、テールランプ・カバーもメッキなのだが、ギラギラとした嫌みはなく、どこまでもファニーでフレッシュだ。

色やバリエーションも豊富

ボディ・カラーは写真のモノカラー2タイプのほかに、ウエスト・ラインで上下に塗り分けられた2トーンの10タイプの全12タイプを用意。ベースモデル同様、2列シート5名定員ワゴン、3列シート7名定員ワゴン、2列シート5名定員バンの3種をラインアップする。

Cal's Motorブランドにはトヨタ・ハイエース・ベースの「カリカ」、スズキ・スペーシア・ベースの「サンディ」、スズキ・ジムニー・ベースの「ベアス」、トヨタ・ライズ・ベースの「ハバナ」などもラインアップ。それぞれコンプリート・モデル（完成車）だけでなく、所有しているクルマにパーツを装着することも可能だ。