2025.03.06

CARS

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ブリヂストン・ポテンザS007は、プレミアムカー・オーナーのために生まれてきたタイヤだ

クルマ好きはもとより、とくに走行性能においてより高い性能を求めるユーザーから高い支持を得ているブリヂストンのスポーツタイヤ・ブランド、POTENZA(ポテンザ)。その中でも、ドイツ車を中心にしたプレミアム・スポーツカーを中心に純正装着されているのが、S007やS001、RE050A、ポテンザ・スポーツといったプレミアムスポーツ・モデルだ。


高い性能のクルマには高い性能のタイヤが不可欠

制限速度がドライバーに委ねられているドイツのアウトバーンでの走行をはじめ、プレミアム・スポーツカーはユーザーから高い性能が求められ、そしてそれに応えるだけの優れた能力を有している。高い性能を持つクルマでは当然、高い性能を持つタイヤが不可欠だ。ポテンザのプレミアムスポーツ・シリーズはそれに応えるだけの性能を有するからこそ、多くのプレミアム・スポーツカーに装着されているのだろう。今回はその真価を確かめるため、モータージャーナリストの大谷達也氏が市販用S007Aに試乗した。



多くのプレミアムスポーツ・カーがポテンザを装着

国際試乗会に参加したとき、クルマに乗り込む前にタイヤの銘柄とサイズを確認するのが私のルーティンだ。そうやってOE装着タイヤをチェックしていると、ある種のトレンドが見えてくる。最近でいえば、ブリヂストン・ポテンザを履くヨーロッパ車が増えているような気がするのだ。

念のためと思って装着車のリストを依頼したところ、出てくる出てくる。現行型BMW Z4や8シリーズ、メルセデス・ベンツSL(R231型)を筆頭として、アウディS5やTT、ポルシェ911(997型)やボクスターなどに至るまで、S007やS001、そしてRE050Aやポテンザ・スポーツが多くの最新ドイツ車などに装着されている事実が判明したのである。

ブリヂストン・ポテンザS007、S001、RE050Aの純正装着車はこちら










コンフォート性にも配慮


そこで、その秘密を探るため、私の愛車であるアウディA4にS007Aを装着し、高速道路とワインディングロードを中心に試乗してみることにした。

スポーティなプレミアムカーとのマッチングがいいとされるS007Aは、高剛性ハンドリングシート、専用サイド補強、専用コンパウンドなどを採用することでドライでのハンドリング性能を向上させたほか、同じく専用コンパウンド、マルチラウンド・ブロックなどの技術を投入してより高いウェット性能も追求。そのうえで、プレミアムカーに求められるコンフォート性にも配慮したという、なんともぜいたくなパフォーマンスをターゲットに置いた市販用商品である。



力強い手応え

まずは高速道路を走り始めてみると、いかにもスポーツ系ドライバーから好まれそうな力強い手応えが伝わってくる。しっかりとした構造によってより正確なハンドリングと心地いいレスポンスを生み出そうとした開発陣の思いが、はっきりと伝わってくるフィーリングである。

かといって、乗り心地がゴツゴツしているかといえば、そうとも限らない。むしろトレッド面が路面の凹凸をしなやかに包んで、不快な振動を抑え込もうとしている様子がわかるといってもいいくらいだ。





安定したグリップ力を発揮

高速道路を下りてワインディングロードに足を踏み入れる。

期待どおりというべきか、高速道路で感じられたしっかりとした手応えが、コーナリング時には強い安心感を生み出してくれる。ただし、ターンインの感触は過敏過ぎず、人間の自然な感覚にマッチしたレスポンスを示すので、走り始めたばかりでも自信をもってコーナーに進入できる。スポーツドライビングを楽しむうえで、これは極めて重要な特質といえる。

それとともに印象的だったのが、コーナリング時の高いグリップ力が路面のアンジュレーション(うねり)などにかかわらず、安定して生み出されることにあった。また、たとえばクルマが大きなうねりに乗り上げて荷重が抜けかけたときや、路面のジョイント部を通過して瞬間的に接地性が低下したときでも、S007Aを履いた私のA4はステアリング特性が変化することもなく、安定したグリップ力を発揮し続けたのである。



ドイツ製プレミアムカーにはぴったりのキャラクター

これだけのパフォーマンスを誇りながらも、ロードノイズやパターンノイズが例外的に小さいことも印象に残ったことのひとつ。したがってドイツ製プレミアムカーにはぴったりのキャラクターといえるだろう。

今回はウェット性能を確認できなかったものの、ブリヂストンが発表したデータによればウェット・ブレーキ性能は定評あるS001をわずかにしのぐパフォーマンスを示しているというので、こちらも期待が持てそうだ。

優れたドライ性能やウェット性能に加え、快適性まで視野に入れて開発されたポテンザS007Aは、熱いスポーツマインドを抱くプレミアムカー・オーナーのために生まれてきたタイヤといえるだろう。



ブリヂストン・ポテンザS007Aの詳しい情報はこちら

文=大谷達也 写真=神村 聖

(ENGINE WEBオリジナル)

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