2025.06.19

CARS

「まるで憑き物が落ちたように加速が活発になる」自動車評論家の渡辺慎太郎、河村康彦、大谷達也が試乗した585馬力のスーパーセダンとは?

渡辺慎太郎さん、河村康彦さん、大谷達也さんが試乗したのはメルセデスAMG E 53ハイブリッド・4マチック・プラスだ!

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今年もやりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。上半期注目の総勢33台の輸入車にモータージャーナリスト33人が試乗!

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メルセデスAMG E 53ハイブリッド・4マチック・プラスには、渡辺慎太郎さん、河村康彦さん、大谷達也さん、桂伸一さん、田中誠司さんの5人が乗った。今回は渡辺慎太郎さん、河村康彦さん、大谷達也さんの「ここがスゴイ」リポートをお届けする。

「普段はジェントルに」渡辺慎太郎

現在のAMGは数種類のパワートレインを持っていて、それぞれに特有の個性が与えられている。

爆音をまき散らしながら怒濤の加速を披露するような昔のイメージを踏襲しているのは主に“63”。



“53”にも最高出力が612psまでアップする「RACE START」機能や、サーキットでのラップタイムやテレメトリーが表示できる「AMGトラックベース」など血気盛んな装備があるものの、普段はジェントルに走れるセッティングになっている。

加えてこのE53はPHEVでもある。満充電なら最大101kmのEV走行距離が確保されているので、爆音どころか静々と走ることすら可能となる。

2.4トン超えの車重は重厚感をもたらし「Comfort」モードでは乗り心地も快適だ。同時に通常時は柔らかく、スポーティな走行時は硬くしてエンジンの動きを抑え込む可変式エンジンマウントがいい仕事をして、快適性と操縦性の両立を実現している。

以前、本誌にEクラスはドライバーズ・カーだと書いたけれど、AMGになってそれはさらに際だっていた。

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