2025.06.19

CARS

「まるで憑き物が落ちたように加速が活発になる」自動車評論家の渡辺慎太郎、河村康彦、大谷達也が試乗した585馬力のスーパーセダンとは?

渡辺慎太郎さん、河村康彦さん、大谷達也さんが試乗したのはメルセデスAMG E 53ハイブリッド・4マチック・プラスだ!

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「キャラ変王者」河村康彦

いつの間にやら登場していた新型EクラスのAMGは、101kmのEV航続距離を謳うPHEV。

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デフォルトのコンフォート・モードではまずエンジンに頼らずにスタートするものの、この状態でもよほどの加速力を欲しない限り動力性能に不満なし。

が、AMGらしい身のこなしを求めるならば選ぶべきは“スポーツ”もしくは“スポーツ+”のモード。まるで憑き物が落ちたように加速が活発になると同時に、直6エンジンなのにV8サウンドが聞こえてくる。



フットワークも選択する走行モードによって絶妙にキャラ変。デフォルト=コンフォートでは“AMG”の記号を忘れても不思議ではないメルセデス元来のがっしりとした剛性感に溢れながらもしなやかなテイストが印象的な一方で、一足飛びにスポーツ+を選べば足腰はもとよりボディの硬質感そのものが一気に引き締まるのは、サスペンションのみならずエンジンマウントにも電子制御の可変機構が与えられたゆえか。

予想とは全く違ったけれど「キャラ変王者」の名を与えたい。

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