2024.07.11

CARS

マセラティMC20チェロの魅力、それは空がちゃんと見えること! マクラーレンともランボルギーニともここが違う【最新マセラティ3モデル試乗:前篇】

MC20チェロ、マセラティ・グラントゥーリズモ・トロフェオ、グレカーレ・モデナの3台に試乗!

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そこにイタリア車があるだけで、まわりの空気がパッと華やいで、テンションが上がる。マセラティはそんなイタリア車のなかでもとびきり華やかさがあるブランド。人の心を惹きつけるオーラは特別なものがある。今回はある意味マセラティの今を象徴する最新のスーパー・スポーツカー、MC20チェロとGTカーのグラントゥーリズモと、そしてSUVのグレカーレにモータージャーナリストの西川 淳とエンジン編集部の面々が試乗して、マセラティ独特の魅力、思わず恋してしまうイタリア車の魅力とは何なのかを探ってみた。

イタリアの伊達男はなぜカッコいいのか?


村上 “ラテン・ラバー”って言葉があるよね? もともとハリウッド映画由来の、誘惑者とか、伊達男という意味で、ラテンが好きな人たちではなく、周囲に発散するオーラのようなものを持つ、ラテンの人たちのことを言うらしい。

上田 R・ヴァレンティノという1920年代に活躍したイタリア人俳優が象徴的な存在だったようです。

村上 なるほど。いわばイタリアン・ラバーなワケだな。イタリア人もそうだけど、イタリアのクルマも独特のオーラや醸し出すものがあるよね。ひと目会ったそのときから恋が始まる、みたいなさ。



西川 イタリアのクルマは名前もいいよ。口にした時の気持ちよさ、聞いた時の心地よさがある。フェッラ~リ~、とか、マゼラ~ティ~、とか、もうそれだけでイタリアン・ラバーな雰囲気が漂っている。だからイタリア車を持っているとつい「愛車はマセラティです」とか「チンクエチェントに乗っています」って言いたくなる。自分のパーソナルを表現するものとしてすごくいい。そういう人生に憧れていたり、そういう生き方をしているなら余計にね。

村上 僕はドイツ車党だけど、そう挨拶をされたら「お!」って思う。チンクエチェントって聞くだけで「おぉ!」ってなる。単に「500」という数字なのに。最新フェラーリのドーディッチ・チリンドリも意味はそのまま「12気筒」だし。

西川 村上さん、その名前を最初に聞いた時は否定的だったけど、だんだんよくなってきたでしょ?

村上 そう言わざるを得ない(笑)。

西川 ストレートな方が格好いいというのもイタリアらしい。グラントゥーリズモとかも、そのまんま。

荒井 僕はイタリアの人やクルマっていうと、働かない感じがする。遊ぶために生きていて、いろいろトラブルがあっても、ま、それも人生だよ、って言いそうな。

村上 イタリアの伊達男はまさにカネはないし、働かないイメージだ。

西川 なのになぜか生きていける。人気もので、帳尻合わせも上手い。

村上 でも近頃はそんなイタリアのクルマがちゃんとしているんだよ。

西川 しかもこれまでのイタリアならではのデザインであったり、乗り味はしっかり受け継がれている。

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