2025.05.21

CARS

歴代モデルのコードネームを採用 ランドローバー・ディスカバリーに限定グレードと20台の限定車が登場

ランドローバー・ディスカバリーに歴代モデルを感じさせるネーミングの限定グレードと特別仕様車が登場。

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ランドローバー・ディスカバリーの2026年モデルが、日本での受注を開始した。歴代モデルを感じさせるネーミングの限定グレードと特別仕様車が注目だ。

初代ディスコのコードネーム

全4グレードのうち、ジェミナイは2026年モデル限定での設定となる。この名称は、初代ディスカバリーに搭載され、のちにディフェンダーへも採用されたTDiディーゼル・エンジンのコードネームである“プロジェクト・ジェミナイ”にちなんだものだ。



この仕様では、ディスカバリー初となる定色のセドナ・レッドも選べる。そのほか、コントラスト・ルーフや前後バンパー、フェンダー・ベント・インサートにナルヴィック・グロス・ブラックを用い、ホイールは21インチでグロス・ライト・シルバー/ダイヤモンド・ターンド・フィニッシュのスタイル7001を装備する。



ドア・ピラーバッジやトレッド・プレート、インテリア・フィニッシャーの六角形のグラフィックは、ジェミナイの専用。これは、グリルの形状をモチーフとしたものだという。

日本市場向けの特注の20台

20台限定で販売される特別仕様車のテンペスト・キュレーテッド・フォー・ジャパンは、2代目ディスカバリーのコードネームであるプロジェクト・テンペストに由来する名称だ。



ボディ・カラーはプレミアム・メタリック色のカルパチアン・グレイで、アクセント・カラーではディスカバリー初採用のペトラ・カッパーでコントラスト・ルーフ、ボンネットとテール・ゲート、レタリング、フェンダー・ベント・インサートを彩った。



さらに、やはりディスカバリー初のマット・プロテクティブ・フィルムを施工。



インテリアは、エボニーのエクステンデッド・ウィンザー・レザー仕様だ。ドア・ピラーやトレッド・プレート、インテリア・フィニッシャー、パドル・ランプには、テンペスト専用グラフィックをあしらう。また、コールド・クライメート・パックやデータプラン付きのWi-Fi接続、ディプロイアブル・サイド・ステップを特別装備する。

パワートレインは特別仕様車も含め、全車3リットル直6ターボ・ディーゼルで、最高出力/最大トルクが350ps/700NmのD350仕様となる。

価格は、通常モデルが998〜1277万円、特別仕様車のテンペスト・キュレーテッド・フォー・ジャパンが1330万円。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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