2025.06.21

CARS

教習車にこんな楽しみ方があったとは! トヨタ・コンフォート愛するオーナーの、全開でオモシロがるカーライフが最高です!!

こすけさんの愛車は単なるコンフォートではない。タクシー車両でもない。なんと教習車仕様なのである。

全ての画像を見る

みんな楽しくなる

4台の在庫車から今の個体を選んだ理由は「仮免許練習中」プレートの取付ホルダーが唯一残っていたからだそうだ。こすけさんにとって何よりも大切な“オモロさ”追求のためには、教習車の装備がそのまま残っていることが欠かせなかったのだ。

advertisement


水平基調でシンプルなインテリアのコンフォート。教習車仕様のため、インパネ中央部には、教官用のデジタル速度計やスターター・スイッチのほか、ウィンカー、ブレーキ、ハイビームの動作状態を示す表示灯が装備されている。

「2023年の年末に納車されました。通勤はわずかな距離だけど、趣味の飛行機の写真を撮りに羽田や成田にもよく行きます。他には夜勤明けに富山や福井までドライブをして1泊して帰ってきたり、群馬の赤城山にワカサギ釣りに行ったり。ふとうどんが食べたくなって“本場に行くぞ!”と高松までひとっ走りなんてこともある。家でじっとしていることはほとんどなくて、ずっと出かけていたらあっという間に距離が増えました(笑)。淡々と運転するのが好きなんですよね」

コンフォートに乗り始めて1年4ヶ月。その間にオドメーターの距離は4万3000km延びたという。

取材日には、アバルトで知り合ったというご友人も駆けつけてくれた。

「さすが教習車やタクシーに使われるだけあり、取り回しが楽でどこにでも乗って行けます。乗り心地も良くて、名古屋・東京間はいつもノン・ストップ。今も仲良くしているアバルトで知り合った友達にも“なんだこのクルマは!”って大ウケですよ」

こすけさんには、コンフォートでのとっておきの遊び方があるという。それは、仮免プレートのホルダーにパロディの自作プレートを入れて走らせることだとか。

これまでに自作したプレートの数々。他写真のプレートにも注目だ。

「友達からもアイディアを集めて、出かけるたびに作ってきました(笑)。すれ違うクルマや通行人にもよく見られるし、人を迎えに行くと、決まって笑ってくれる。プレートを替えると必ず話題になりますね。自分が乗っても楽しいし、一緒に乗る人も、見かけた人まで楽しませることができる。これ、最高じゃないですか」

クルマの楽しみ方にはオーナーの数だけ広がりがあり、まずはとにかく楽しもうとする気持ちが大切なのである。そんなことを、こすけさんが改めて教えてくれた気がする。

文=村山雄哉(ENGINE編集部) 写真=神村 聖

(ENGINE2025年7月号)

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement