2025.06.03

CARS

ボルボXC40に最新インターフェイスが導入 装備拡充した新グレードも登場

最新のEX30やXC90と同レベルの使い勝手に。

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ボルボが、XC40の仕様を一部変更。合わせて、価格改定を実施した。

処理速度は2倍以上 グラフィック生成速度は10倍

主な改良点は、EX30やXC90などと同様のインターフェイスを採用したセンター・ディスプレイ・グラフィックの導入。ホーム・ボタンで地図などが表示されるメイン画面へ簡単にアクセスできるようになったほか、ナビを画面の上部に表示して運転中の視線移動を減らしたり、ウィジェット機能でメディアやハンズ・フリー通話などの切り替えを容易にしたりと、操作性を高める改善が施された。



また、コンテクスチュアル・バーは、低速になると車外カメラのアイコンが現れたり、よく使用するアプリが表示されたりといった機能を採用。2018年にボルボ初のコンパクトSUVとして登場したXC40で、最新のBEVモデルなどと同レベルの使い勝手を実現する。

さらに、クアルコム・テクノロジー社の次世代コンピューター基盤であるスナップドラゴン・コックピット・プラットフォームを搭載。Googleベースのインフォテインメント・システムは、従来比で処理速度は2倍以上、グラフィック生成速度は10倍に高まった。



安全装備は、エマージェンシー・ストップ・アシスト機能を追加。パイロット・アシスト作動中に、ドライバーが両手でステアリング・ホイールを握るよう要求されても反応しない場合、車両を安全に自動停車させる。



パワートレインは、2リットル直列4気筒ターボ+7段DCTに、11.6ps/29Nmのモーターを組み合わせたマイルド・ハイブリッド。エンジン出力が163ps/265NmでFFのB3と、197ps/300Nmで4WDのB4 AWDを展開する。



B3系には、新規に上位グレードのウルトラB3を設定。本革シートやクリスタル・シフトノブ、ハーマンカードン・プレミアム・サウンド・システム、18インチの5スポーク・ホイールなどを装備する。

ボディ・カラーも刷新され、デニム・ブルー/オーロラ・シルバー/フォレスト・レイクの3色が用意される。

価格は、B3系が559〜599万円、ウルトラB4 AWDが639万円。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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