2025.06.09

CARS

「現代的でクールなアメ車といえばコレ!」自動車評論家の金子浩久と石井昌道が試乗したコンパクトSUVとは?

石井さん、金子さんが乗ったのはアメリカのあのSUVだ!

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今年もやりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。上半期注目の総勢33台の輸入車にモータージャーナリスト33人が試乗!

キャデラックXT4には、藤野太一さん、西川淳さん、島崎七生人さん、金子浩久さん、石井昌道さんの5人が乗った。今回は金子さん、石井さんの「ここがスゴイ」リポートをお届けする。

「丁寧な仕上げ」金子浩久

今年のENGINE輸入車試乗会の1台目はキャデラックのSUV「XT4SPORT」。予備知識なく少し離れたところから眺めるとどのメーカーの何というクルマなのか想像しにくい。エンブレムも簡略化され、ステッカー以外ボディのどこにもCadillacの文字がない。これはこれで現代的でクールだ。

エッジの立ったシャープな外観、モダンで上質な内装などで若い顧客層を狙う。

サイズやプロポーションなどは今風で、ボディカラーが黒だということもあってキャデラックらしさが伝わりにくい。

昨年の試乗会で乗った同じキャデラックのエスカレードは個性の塊だったことを思い出した。とても対照的だ。

車内も機能的にまとめられている。メーターと一体化された33インチのLEDディスプレイはエスカレードと同じものだ。とても見やすく、高級感もある。

走り出すと、電動化が施されていない2リッター4気筒ターボエンジンが軽快に加速させていく。乗り心地や操縦性なども癖なく良くまとまっている。各部の操作性なども的確だ。極端に走らず、過不足もなく丁寧に仕上げられているモダン・アメリカン・ラグジュアリー。

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