2025.06.05

CARS

「33インチ9Kの高解像度のLEDディスプレイにびっくり!」 自動車評論家の藤野太一、西川淳、島崎七生人が試乗して驚いたSUVとは?

藤野さん、西川さん、島崎さんが乗ったのはアメリカのあのSUVだ!

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今年もやりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。上半期注目の総勢33台の輸入車にモータージャーナリスト33人が試乗!

キャデラックXT4には、藤野太一さん、西川淳さん、島崎七生人さん、金子浩久さん、石井昌道さんの5人が乗った。今回は藤野さん、西川さん、島崎さんの「ここがスゴイ」リポートをお届けする。

「非ドイツ車系の人にこそ」藤野太一

「今はこういうのが当たり前なんですかね」。湾曲した33インチで9Kという高解像度のLEDディスプレイを眺めながら、助手席でつぶやいている。フェラーリ360をはじめアルファ・ロメオGTVなど、少し古いイタリア車を愛するENGINEプレミアム・クラブのHさんにとって最新のアメリカ車は未知との遭遇らしい。



そもそもキャデラックは世界に先駆けて先進技術を採用してきた歴史がある。またWECやIMSAなどレース活動も積極的に行っている。このXT4もインフォテインメントをはじめ最新ADASが備わり、またツインクラッチのAWDシステムに減衰力可変式のアクティブ・スポーツ・サスペンションと走行性能も欧州のプレミアム・ブランドに遜色ない。

ものは試しに箱根ターンパイクを駆け上がってみたところ「コーナリング感覚はとてもスムーズで、このあいだ試乗したBMWに近い」とHさんも認識を新たにしたようだった。Hさんのような非ドイツ車愛好家にこそ最新のキャデラックのことをもっと知ってもらいたいと思った。

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